一服の涼です
皆様 こんにちは
長梅雨が続いています。
山梨の果樹農家では、モモの収穫を前にして、樹木の周りにアルミシート
を敷いておりました。日照不足と梅雨寒で、キュウリやナスなどの夏野菜も
値上がりしいるようですが、生産現場のご苦労を思うと、これも仕方がない
こと。梅雨明けが待たれます。
サボテンも大龍冠に早くからツボミが来たのに、なんだか、開花をためら
っているように見えます。
そんな中、アズテキウム属の花籠とヒントニーが花を咲かせました。
ムシムシ、ジトゥーを吹き飛ばす、一服の涼。
花籠(Aztekium ritteri)
肉質が硬く、成長が極めてゆっくりです。
ご機嫌が最も分かり難いサボテンです。偶に花を咲かせては、
<私、元気!>とサインをくれます。
花籠の自生地
メキシコのヌエボ・レオン州のシェラ・マドレ・オクシデンタル山脈。
谷間の垂直壁に主根を深く伸ばして、風に吹き飛ばされないように、へ
ばりついています。
谷間なので、半日は日陰になります。
栽培下でも、風通しの良い所に置き、やや遮光を強くします。
ヒントニー(Aztekium hintonii)
1991年に発見されたアズテキウム属の2種目のサボテン。
花籠よりも大型で、実生苗は花籠よりも順調に育ちます。
輸入大球
野生株は、特に夏を涼しく、成長期以外は、水遣り控えめに世話をして
います。
ヒントニーの自生地
花籠と同じヌエボ・レオン州。山は少し離れています。
奥深い山なので世に知れるのが遅れたように思います。
幹線道路から離れ、車で無舗装の片側崖の道路を1時間以上走った
所にある村の裏手の<白い山>が自生地。
山の白さが印象的。石灰岩(大理石)で形成された山です。
ヒントニーは、同時に発見されたメキシカーナ、それにセラジネラ(イワ
ヒバの一種)と共に岩壁にへばりついています。
紅籠(Aztekium valdesii)
2013年に3種目となるアズテキウム・バルデジーが発見されました。
接ぎ木苗が普及して入手し易くなりました。
現在、現地ではこれらの野生株は保護されているので、新たな輸入は
困難で、稀少・高価なサボテンの一つとなっています。
ご覧いただきありがとうございました。















