京都は紅葉と燕子花 | Doremifaのサボテン

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 皆さま   こんにちは

 

 昨日は行楽日和だったので京都に出掛けました。

 

 

 錦秋の東福寺

 

 紅葉で名高い東福寺を訪ねました。

 通天橋からの眺めは、ほんとうに、紅葉が雲海のようでしたよ。

 

 境内には約二千本のモミジが見頃を迎えており、どこを歩いても秋色。

 秋色が目に沁みました。

 

 光琳の『燕子花図屛風』

 

 昼を済ませて、京博へ。三度目の訪問となりました。

 国宝展は、Ⅳ期(14日~26日終了)となり、大トリには、尾形光琳の『燕子

花図屏風』が登場。

 

 会場に到着すると来館者の長蛇の列が目に留まる。最後尾に並ぶと、係

員が「入館まで2時間半かかります」と大きな声で告げる。国宝展もいよいよ

掉尾(とうび)になって大混雑です。

 

 実物を初めて目にしました。 (注)写真はポストカードから

 金箔に、群青の花弁と緑青の葉や茎がとても鮮烈。シンプルで濃厚な色彩

が印象的なカキツバタでした。

 

 右隻(うせき)と左隻の画面構成が空間の広がりをもたらしていました。

 

 作品は単なる草花図ではなく、画題は平安時代の『伊勢物語』第九段の「東

下り」(あずまくだり)にあると言われる。

 

 誰もが高校時代の古文教科書で覚えた歌を思い出すことでしょう。

 「ら衣(ころも)  つつなれにし  ましあれば

  るばるきぬる 旅(び)をしぞ思ふ」

 

 在原業平(ありわらのなりひら)が友とともに三河(現在の愛知県知立市八

橋)に来たとき、一面に咲くカキツバタに心を打たれ、かきつばたの五文字

を句の上に据えて歌を詠みました。

 はるかな旅路と都にのこした妻を思う心に一行が涙するという、昔読んだ懐

かしい場面が甦ってきます。

 江戸時代の画家にとって、『伊勢物語』は馴染みの深い主題であったようです。

 

 売店でポストカードを買って外に出ると陽が西に傾いていました。まだ、長蛇

の列は続いておりました。

 

 帰路は京阪四条へ。この日の鴨川は水鳥がたくさん来ていました。

 

 いつもの永楽屋で休憩。お土産も甘いものになりました。

 

 一日よく歩き、京の行く秋を楽しめましたー!。(感謝)

 

 ご覧いただきありがとうございました。