菖蒲湯で
5月5日は、朝から雨の降る肌寒い一日でした。こんな日は定番のスポット
である山間のホテルへドライブです。
端午の節句らしくフロントには鎧飾り、温泉は菖蒲湯でした。
菖蒲湯と言えば、遠い昔、ほとんどの子ども達は銭湯に通っていましたが、
そこで、柚湯と共に体験したことのある懐かしい季節の習慣です。
内湯に浸って、そんなことを思い起こしていたら、中学生らしき子ども三人が
入ってきて、「うわぁ!ネギが入っている」と叫ぶと、もう一人が、「くせぇー!
ネギちゃう、ニラや!」と、おっしゃった。今時のほとんどの子ども達は、刻ん
で料理された物でしか目にする機会が無くて、こんなものかと・・・。
菖蒲湯の歴史を遡ると、中国の古い歴史にまで遡ると言う。菖蒲は昔から病
邪を払う薬草だと考えられていたので、端午の時節である春から夏への変わ
り目は体調を崩しやすいので、これを風呂に用いたとのこと。
一般庶民が菖蒲湯を楽しむようになったのは江戸時代になってからとも言わ
れています。
この日は、過ぎゆく季節を味わいながら温泉で寛ぐことができました。(謝々)
粽(ちまき)も食べておかなくては、いや、食べたくなったのですが、和菓子屋
さんには、柏餅(かしわもち)しか置いていませんでした。


