北米サボテンの開花
春三月、温室のサボテンが次から次へと開花をはじめました。
北米のサボテンでは、まずペディオカクタス属が咲き、スクレロカクタス属は
蕾を膨らませています。
エキノマスタス属、ウタヒア属の天狼、ナバジョア属の斑鳩、コロアドア属の
月想曲などにも蕾が見られます。
百花繚乱のサボテンたちをご紹介します。
月華玉(げっかぎょく・Pediocactus simpsonii)
約30年前に、大阪Y園に輸入された原産地球です。高価なので、小さい目
の6センチサイズを二本購入しました。球体が小さかったから腐らずに育っ
たのかも知れません。12センチサイズも輸入されていました。
水を控え目にして堅作りしていたからか、若干、丈は伸びましたが、殆ど、大
きくなっていません。現在、大きい方が8センチ、小さい方が6センチです。
原産地は、アメリカ・アリゾナ州、ニューメキシコ州の高地。一見、マミラリア属
に似た姿をしています。花はピンクで、早春~春咲き。
ノルトニー(Pediocactus knowltonii)
ノルトニーは、球径2.5センチから3センチの小型サボテンです。
写真の苗は、長年作り込んだので、径7.5センチと6センチの二頭になり、こ
れで結構な大球と言えそうです。
原産地は、アメリカ・コロラド高地。暗い緑肌で、肉質はやわらかい。花は淡桃
色で、春咲き。
ウインクレリー(Pediocactus winkleri)
メサ・ガーデンの輸入種子を実生したもので、最近、長浜の廣仙園から購入。
小苗ですが、今年初めて開花しました。
原産地は、アメリカ・ユタ州の高地。
稜がコブ状に突き出て刺座に白綿毛が付く。淡いピンク花で、春咲き。
こちらは、メキシコのサボテンです。
太白丸(たいはくまる・Thelocactus macdowellii)
アメリカからの輸入種子を撒いて実生したものです。
沢山発芽しましたが、残ったのは、この三本です。
寄せ植えしています。大きな方が花を咲かせました。
2006年に播種。現在、サイズは8センチです。
堅作りしたので大きくなっていません。
この太白丸は、刺色が特に純白なので気に入っています。
原産地は、メキシコ・ヌエボレオン州、コアウイラ州。球径9センチ~10センチ。
刺は白色の針状刺、花は紫桃色で早春から春咲き。
バラ丸(ばらまる・Turbinicarpus valdezianus)
このバラ丸は1978年(昭和53年)ノ実生で、現在35年生です。
年を重ねた分、サイズも大きくなり、親が径5センチ、子が径3.5センチで
す。さらに、三つの仔を吹いて、ここからも花を咲かせています。
バラ丸は径2センチ程度の小型サボテンです。径1センチで花を咲かせま
す。
長年、じっくり作り込むと、小型サボテンでも風格が出てきます。
原産地は、メキシコ・コアウイラ州
径2センチ程度の小型サボテン。繊細な羽毛状の白刺に覆われる。
花は紫紅花、早春咲き。











