偶然が重なって拾えた水晶
2日目、Sさんは山の麓で昨日の続きです。
私は、水晶の出処を探るために枯れ沢を登ることにしました。石を落とさないように
急斜面を登ります。
約百メートル登攀するも石英脈のある岩盤や石人の作業跡は見あたらず。少し下っ
て隣の沢を登るも何もありません。ああ、しんどい!枯れ沢の上の方には何もない。
また、下ってSさんの少し上の方で採取をしていたら、頭付きのクラスターが数個出た
のでびっくり。
あっ!ガガーンです。そういえば、天川村のレインボーの産地、あそこの枯れ沢でキ
ラキラ輝くガーネットは側面の露頭から崩落したものだった。上からでなく横からだ!
見上げるとそこは杉林。
急斜面を這い上がってみると、ここが「本丸」だった。Sさんを
呼びに戻り、ここで採取をはじめます。さっそく、Sさんにも出ました!大きなクラスター
です。土を被っていますが頭が付いています。タイムアップ寸前の偶然です。このたび
最大の山の神様からのうれしい頂き物です。
3時半に重いザックを背負ってルンルン下山です。
このたびは運よく偶然が重なって水晶に出会うことが出来ました。ホースで水をかけ
て泥を落としました。
母岩の径、約38㎝×20㎝、重さ約7㎏です。



