こんにちは
先月のことですが、角野隼斗さんのコンサートへ初めて行かせて頂きました。
全国ツアー 2024 "KEYS"の千秋楽の千葉公演です。
ファンクラブに入っていても、申し込んだ全ての公演のチケットが落選!
諦めておりましたら、なんと角野美智子先生のご厚意でお伺いできることになったのです。
実は、隼斗さんの演奏を生で聞かせていただくのは、特級グランプリの後のコンサート以来、、!
ドキドキして会場に向かいました
本当〜〜に素晴らしく、もう言葉にならない。
感動というより、驚愕!
まずはバッハのイタリア協奏曲で、和声の多彩な響きにうっとり。
そして、モーツァルトのソナタの、洗練されておしゃれ、それでいて温かみのある音色。
久々に体感した生の美しい音色に、思わず涙が。
その流れで、隼斗さんオリジナルの24調のトルコ行進曲変奏曲♪
照明を駆使した演出にも釘付けです
「転調が好き」とご本人が仰っていたのですが、実はうちの娘も転調好き!笑
絶対この曲と演出は大好きだと思うので、是非娘にも見せてあげたいです
休憩を挟んで、後半は大猫のワルツ🐈(こちらのyoutube動画も娘が大好きで、何度リピートしたことか!笑)
そしてガーシュインからのボレロ。
もう、ラスト2曲は衝撃、、!
様々な鍵盤楽器を駆使して演奏されるのですが、その使い方が本当にセンス溢れていて、アレンジ全てが緻密に計算されているのに、とにかく自然、ナチュラルなのです。
どのアレンジも、オリジナルの作曲者へのリスペクトが根底にあり、その上に隼斗さんの音楽が掛け算されたような。
ボレロは、一瞬たりとも気が抜けない、オケを聴いているというか、それ以上の緊張感と高揚感とオーケストレーションを感じて、終わった後にも鳥肌がずっと立っている状態なのです。
もう、衝撃でした。
そして、合間に挟まれるトークが、また素敵で
温かくてチャーミングで自然体。これ、まさにお母様の美智子先生と同じです。^^
最後に、お母様のこともちらっとお話されていらっしゃったのですが、その流れてアンコールのノクターンを演奏され、私はまたまたそこで涙。
夜明けをイメージされているとのことだったのですが、少し渇いたノスタルジックなアップライトの音色が、まさにぴったり。
今から羽ばたくまさにスタートのような曲でした。
公演が終わり、スタンディングオベーションと拍手が鳴り止まない中、聴いているだけなのにすごいパワーを消費したかのような感覚で、車を運転して帰宅できるかしら、と心配したほどでした。笑
初めてコンサートに伺って、チケット入手困難な理由がやっと分かりました。
これは、絶対また次も行きたい!頑張ってチケットを取ります
来年には娘も行ける年齢になるので、一緒に行ける日が待ち遠しいです
一ヶ月も前の事なのに今だに余韻に浸れるくらい、身体中に染み渡った素晴らしい時間でした。
本当にありがとうございました