こんにちは。
クリスマスが終わり、最後のバッハコンクールが終われば、あっという間に大晦日。
今年は、娘も息子も新たな環境での生活が始まり、私も多くの新しい出会いがありました。
出会う方々が本当に素敵で、感謝の多い一年となりました✨
(サントリーホール前のカラヤン広場🎄)
今年は娘がピアノと向き合うようになり、ピアノが生活の一部になりました。
子どもと練習するようになり、やっと生徒のお母様方のご苦労を共感することができました!笑
時間はかかりますし大変ではありますが、、何より楽しい❣️
娘とともに音楽を共有できる幸せを感じています🥰
そして、娘は5歳にやっと一緒に色々なコンサートに行けるようになりました。(まだまだ、未就学児NGのものがほとんどですが)
最近鑑賞したものの一部・・🌟
まずは、k-Ballet(kバレエ)の「眠れる森の美女」。
飯島望美さんが美しすぎました、、!
斬新な解釈で、鑑賞しながら娘はプチパニックでしたが。笑
古典を大切にしながら、新しい解釈を加えて(かなり大胆に!)作品を作り上げる、その意気込みにエネルギーと作品への愛を感じ、Kバレエの今後の公演がより一層楽しみになりました。
そして、第一生命ホールで行われた、「アルクス」のクリスマスコンサート♪
アルクスは、N響の奏者達が中心となって、指揮者を置かずに公演をしている管弦楽団です。
選曲も面白く、子どもに馴染みのないオーケストラ曲をいかに楽しめるかという工夫が素晴らしかったです。
楽器の音あてクイズも面白く、そこから九重奏曲(ルイ・シュポア作曲)への持っていき方もさすがでした。
「コンサートプラン セクジュ」さん主催のコンサートも、素敵でした!
アットホームな空間で、音楽が好きなひとの集まり、といった感じ。
このコンサートのために編曲されたものを作曲家が自ら説明されたり、若手のピアニストを起用したり、様々な試みが面白かったです。
ワクワクするプログラムの中、印象に残った、ドビュッシーの「もう家のない子のクリスマス」
ドビュッシーが自ら作詞をした歌曲。
戦争で全てを失った子ども達の悲痛な思いの歌詞が、連日のニュースと重なります。
「私たちにはもう家がない」
「プレゼントのおもちゃはもうないけれど、日々のパンだけはどうかお恵み下さい」
世界で、悲しみと寒さの中クリスマスを迎える子ども達を想像し、涙が溢れました。
私たちに出来ることは何だろう。
娘に問いかけると、うーんと悩んだ挙句、お祈りすること、あとピアノを弾くこと!と。
5歳児でも、自分に何が出来るかを考え、悲しい思いをしている人々に思いを寄せることが出来るのですよね。
私も、自分の出来ることを精一杯、丁寧にやろうと思った年末でした。^^
さて、最後になりましたが、今年もありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
来年もどうぞよろしくお願いいたします