I.S.O. | doravideo FreakToneFreak’s

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 昨晩のReddTempie企画小岩BUSHBASHでの「I.S.O」本当に楽しかった。共演してくれたTIALA、ReddTemple共に素晴らしい演奏だった。満員過ぎて全く演奏姿が見えなかったけどそんな事関係なく凄く感動した。この二つ本当にいいバンドだと思う。超私好み。

 我々「I.S.O」は当初ステージでの演奏の予定だったが機材の転換の問題といろんな物との共鳴が我々の演奏に支障を来たしそうとの理由で急遽BUSHBASH入り口のエントランスで演奏する事とした。
 特に今回気が付いたのが思いのほかライブハウスのステージ上には共鳴物が多く特にドラムとの相性は最悪で出す音全部が共鳴して倍音のコントロールが全く効かずソリッドな感覚が失われてしまうという事。結成して約15年殆どがワンマンコンサートでサポートバンドが入る事もほとんど無かったのでこの様な事に全く気が付かなかった。

 ライブは山口県広島県福島県等遠方からのお客さんも多く満杯状態で演奏者の目の前まで押し寄せている状態。大友氏のギターのヘッドがお客さんに当たるのではと思うぐらいギュウギュウだった。
 お客さんの層も刺青だらけのハードコア兄ちゃんから夢見るアート系少女、ジャズ親父、マリファナ顔のサイケ兄ちゃん、意味も無くオシャレなカップル、普通の主婦、潰れそうなレーベルのオーナー、潰れたライブハウスのオーナーと見事なまでにバラバラ。
 当初私の予想では始まってすぐ何人か帰りハードコア兄ちゃんの野次が飛びかい終わる頃には半分ぐらいになっているかな?と思っていたが約40分間誰一人帰らず心底真剣に聞いていただき本当に有り難い気持ちで一杯だった。
 普通のバンドならこうゆう心配も無いのだろうが「I.S.O」のように非常に特殊な形態のユニットは非常にお客さんに伝わりにくい。実際結成当時アメリカ・ヨーロッパを回った時満杯のお客さんが終わってみれば半分以下になった事も多々在った。まあ今考えると音響という考え方も方法論も何も無かった頃にこれをやってたのだから無理も無いと思う。案外その時のネガティブなトラウマが私にはあるのだと思う。そしてこうゆう音楽は聞く側の何かを感じたい聞き取りたい何らかのイマジネーションをえたい等こちらに興味を持ってもらわないと全く成立しない。
そう言った意味での今回のライブのお客さんは本当に素晴らしかったと思う。本当に感謝している。

 この様な機会を作って頂いたReddTempie、素晴らしい場所を提供して頂いた小岩BUSHBASH、そして御来場頂いたお客さん共演して頂いたReddTempie、TIALA本当にありがとうございました。
心より感謝です。

「I.S.O」もっともっとたくさんやりたい!!