あれから | パニック障害 22年目突入❕

パニック障害 22年目突入❕

パニック障害と闘って21年

産まれた時からいろんな病気で手術、他にもいろんな病気と格闘中
パニック障害で結婚・妊娠・出産・子育て…
落ち込む時もあるけれど、挑戦・前進あるのみ
時には休息・後退もしながら日々過ごしています

母が亡くなって

脱け殻のようになってしまった私


主治医の先生は

『誰しも悲しくてつらいものです』

『時が経つと落ち着いてきます』

『時が経つのを待ちましょう』

なんて当たり前の事を言われても


母が苦労している姿を

小さな頃から見てきた


40歳過ぎで難病と診断され

30年も闘ってきた母


そんな母の事を想わない日なんてない


時が解決してくれるとは1ミリも思えない


いつも家の事

舅姑や父の事や仕事で忙しくしていた母に

思いっきり甘える事なんて出来なかった


1人で悩んで

1人で考えて

1人で苦しんで

1人で悲しんで

1人で泣いていた


小学生の頃

母の気を引くために

家でわがまま言って

大声で泣き叫んだ事もあった


自分の気持ちを言葉で表せない分

抱っこしてもらっていた

高校生になっても

時々抱っこしてもらったり

一緒の布団で寝る事もあった


母から

『どらうんちゃは膝を立てて寝るから

  冬は一緒の布団で寝るのは寒いよ』

と言われた事もあった


1人で頑張ってきたみたいに言ってるけど

本当はいっぱいわがまま言って

たくさん困らせてた幼少期


1人で頑張ってきたのは私ではなく母


そんな母の側にいる事しか出来なかった私


毎日母と過ごした日の事を思い出しては

涙を流している


事情があって納骨出来ないままでいる


遺骨は妹の家にあり

姪っ子達が毎日手を合わせてくれている


お寺の住職さんには

『今はいろんな形の祀り方がありますから

 ご遺族の方のお気持ちの方を優先されたら

 いいですよ』

と言われ、

今は納骨せず

時が来るのを待っている


明日は姪っ子達から遊びに来て欲しいと

言われ、子ども達だけ迎えに来てもらう予定だけど

体調が良かったら母の所に言って手を合わせたい