セッテピエゲの結び方は生地感次第 | ドラウナ記録簿

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日々反省の毎日…。

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暑い日が続きますが、夏のセールも終わりに近づき、お店には秋物が出てきました。
服飾雑誌もスーツ特集が始まり、物欲が沸々と湧いてくるこの頃です。

さて、春前にエディフィスさんでタイユアタイのオーダー会があり、この時にお願いしたネクタイが先日届きました。

タイユアタイのネクタイは不思議なんですが、ノットが緩まない、ディンプルもスゴく綺麗にでるし、派手じゃないのに独特なお洒落感があるんですよね。

タイユアタイは御存知の通り、都内では青山にお店があるのですが、なかなか敷居が高く、私は1度しかお邪魔した事がありません。

なのでジャケットやシャツ等はご縁がありませんが、フランコ・ミヌッチのネームのモノも合わせるとネクタイだけは10本程度持っています。


多くは麻布テーラークレストさんで買ったり、オーダー会でお願いしたものです。ビームスさんには置いてありますし、最近は銀座にあるテイジンメンズショップさんにも並んでいましたね。


値段はとても高く、1本3万円近くしてしまい、とても勇気のいる買い物です。
本来なら、私なぞは買ってはいけないような代物なのでしょう。


そして、タイユアタイといえばセッテピエゲ。
ですが、私はあまりセッテピエゲが好きではありません。結び方が難しいし、ディンプルも綺麗に出てくれないからです。
もちろん、これは偏に私の技術不足によるもので、通で粋な方には簡単なことだと思うのですが。

ただ言えるのは、セッテピエゲの結び方については、ネクタイの生地感によって全く難易度が違うという点です。

例えばジャガードなんかですと、少し生地も硬いので普通のネクタイと同じ感じに結べます。
プレーンノットが1番綺麗に雰囲気出ますよね。

逆にシルクのプリントなどのトゥルトゥル(ツルツルとも言う)した柔らかい生地のものは、これは何をしてもノットは小さくなってしまうし、シャツとノットの間に隙間ができてしまってカッコわるいです。

僕はシャツの第一ボタンとノットの間に隙間ができるのが本当にイヤだし、シマらないし、ダサく見えるし、キライです。
なので、トゥルトゥルの生地のセッテピエゲは僕には合いませんでした。

正直、セッテピエゲよりフランクの方がネクタイらしく、しっかりしているし、タイユアタイの持つ独特な洒落感もあるしで、僕は余程好きです。

それにしても、タイユアタイはノットが緩んで来ないですね。不思議なんですが、ディンプルも綺麗し決まるし。


なのでネクタイは高すぎてもタイユアタイ。
本当に1度買ったら病みつきになる事間違いなしです。