12/12、陽子線治療が終了してから155日目、ちょうど5カ月が経過したところです。

昨日(12/11)午前中、左側頭部の痛みを診てもらうために近所のクリニックを受診しました。

  私  「薬のおかげで、夜は寝返りで目を覚ますことはなくなった」
     「痛みそのものは軽減したわけでなく、むしろ辛さが増してきた」
     「風呂に入っているときは痛みが和らぐ」
     「最初は寝る前だけ鎮痛剤を飲んでいたが、最近は昼食後にも

      飲むようなった」
     「なんとなく鎮痛剤は効いている気がすが、神経の興奮を抑える

      薬は効果がわからない」
    
クリニック先生「本来、後頭神経痛はそんなに長引くものじゃない」
       「神経ブロック注射を打ってもらった方がいいと思う」
       「紹介状を出すから、ペインクリニックへ行ってみて」

どうも、ややこしいことになってきたなぁ。すぐ治るものだと期待していたので少し意気消沈してます。やっぱり陽子線治療がなにかしら影響しているんじゃないか?気になります。

当日午後、ペインクリニックへ電話したところ、すぐ診てくれることになって、たまたま仕事の調整もついたので、早速受診しました。

私から4月に腫瘍摘出手術を受けたこと、その後、癌が判明して陽子線治療を受けたことなども含めて、これまでの経緯、左側頭部の痛みの現状などについて説明しました。診察に先立ち、頭頚部のレントゲン撮影です。

ペイン先生 「レントゲン写真を見る限り、首回りは問題はないね」
      「帯状疱疹は関係ないと思う」
      「血行が良くなると、痛みが和らぐみたい?」
      「鎮痛剤は効いている気がする?」
      
先生といろいろ質疑応答を重ね、当面の治療方針が決まりました。

ペイン先生 「神経ブロック注射の前に、もう一度、薬で様子を見ましょう」
      「これまでと違う薬を出しますね。鎮痛剤も使っていいです」

今度の薬は「神経障害性疼痛や線維筋痛症に伴う疼痛の治療に用いられる」ものだそうです。しばらく服薬して、1週間後に改めて診て頂きます。

【口内】
違和感は感じないが、小鼻の裏辺りの歯茎に歯ブラシが当たったとき、少しピリッとするときがあるかな。

【皮膚】
左頬は陽子線が強く照射されたところを中心につっぱりを感じるし、痛い。たまに口を大きく開けたとき、左顎の付け根のあたりに違和感を感じることもある。左側頭部と一緒で、だんだんと痛みが出てきた印象。

【鼻】
朝の寝起きは特に茶色の鼻水だ出る。ただ、全体としては濃い茶色から黄色系に変わってきた。鼻の中でカス固まりやすくなって、1日に1回程度、指先大の塊が出てくる。カスが剥がれるからか、たまに鼻の中に痛みが出ることもある。

【目】
左目は軽い痛みがあって赤く、目ヤニや涙も出ていたが、最近、少し治まってきた。

【脱毛】
後頭部の脱毛は完全回復。左上の口髭は回復途上。

【その他】
胃腸の調子は、胃酸を抑える薬を飲んでも変わらないので服用を止めた。自分でも胸ヤケなのか、胃もたれなのかわからなくなり・・あれ?軽減してきたような。たぶん、ストレス的なことが原因なんでしょうね。

陽子線治療が終わって2カ月後くらいまでは、口内の痛みや皮膚の赤味がとれてきて、どんどん良くなっていく実感があって、なんとなく希望に満ち溢れていました。ところが、4カ月後くらいから頭頚部の左側に限って、いろんなところに問題が出てきました。これから陽子線治療の副作用、後遺症との闘いが本格化するのか?先行きに少し不安を感じるこの頃です。