5/23 医療センターの口腔外科を受診。
陽子線治療を受けるにあたり、マウスピースを作る必要があり、それまでに口のなかの金属の除去、できれば親知らずも抜歯をするようにと指示を受けました。また、かかりつけの歯医者に紹介状を出してくれました。すぐに、かかりつけの歯医者に電話して事情を説明したところ、2日後の5/25に治療してくれることになった。感謝です。
5/25 かかりつけの歯医者へ。
最低限やらなければならないのは、金属6ヶの除去と、左上親知らずの抜歯。25日は金属5ヶまで取って、翌26日に残る金属1ヶと親知らずの抜歯を行うことに決まりました。
この日の朝、出社前に初めて妻に現状を話ました。癌の告知を受けたこと。陽子線治療を受けるかもしれないこと。明日、急きょ親知らずを抜歯すること・・・もちろんすごく驚いていましたが、意外に冷静に話を聞いてくれました。むしろ「癌が早期で見つかって良かった」「早く陽子線治療を受けた方がいい」と言ってくれました。妻も自分のことで精いっぱいなので、状況を消化しきれていないかもしれません。でも、私のことが重荷になるよりはずっといい。あまり深刻に考えていないようで助かりました。これからは妻に隠す必要がなくなっただけでも、だいぶ肩の荷が下りたのは言うまでもありません。
5/26 左上親知らずを抜歯。すんなり抜けました。
院長先生と医療センターの口腔外科Dr.旧知の仲とのことで、「今後の対応について相談する」と言って頂き、5/29に消毒を兼ねてもう一度来院することなりました。
5/29 午前中、かかりつけの歯医者へ。
院長先生と医療センターDr.が相談したところ、「右側上下の親知らず2本も抜歯しておいたほうがよい」となったそうです。陽子線治療後、抜歯は禁忌となるためです。
私 「いつできますか」
院長先生 「できれば口腔外科でやってほしい」
「うちでも可能だが、早くても2週間後くらい・・・」
私 「それだと陽子線治療が遅くなる。できるだけ早く始めたい・・」
院長先生 「・・・今日の夕方、もう一回、これますか」
私 「なんとかします」
院長先生は事情をくんでくれて、スケジュールを管理しているPCと睨めっこして、やりくりしてくれました。たまたま、専門の勤務医先生の予定変更が効いたので、夕方、急きょ右側上下の親知らず2本を抜歯することが決まりました。
右上側はまっすぐ生えていたので、抜けたのが気付かなかったくらい。右下側は横向きで少し頭が出ていた状態だったので、1時間くらいかかりました。抜いた親知らずは、少し虫歯になっていました。ちなみに左下側は完全に埋もれているので放置。今後、抜歯する事態にならないようにケアをしっかりしていかなければなりません。
懸念していたことが1つクリアになって、少し気分が晴れました。院長先生には感謝しかありません。
5/30 会社の健康診断で人間ドックを受診しました。
胃カメラは、当初、鼻からを予定していたが、4月の手術から間もないことも考えて口からに変更。ストレスで胃腸の動きが悪いのか、胆汁が胃に、胃酸が食堂へ逆流していました。薬を飲むほどではないけど、逆流性食道炎です。先生からは腹式呼吸を勧められちゃいました。前日に親知らずを抜歯したのが心配だったけど、意外と問題ありませんでした。