第1回くわしいあらすじ、ネタバレです。
※その1から続きです。
一方、幼稚園で「お母さんに会える」ことを自慢した希衣は、阿須田家の隣家に住むモンスターペアレント的な主婦の子供から「死んだ人には会えない。会いたいなら、自分も死ぬしかない」と言われてショックを受けて、その子にけがをさせてしまい、落ち込んでいて、三田がお迎えに行くと、一緒に帰りながら、「一緒に死んでくれる?」と聞くと、三田は無表情に「かしこまりました」と答えて、手をつないだまま、ふたりで川に沈んで行きます。あわやというときに、翔が通りかかり、怒って止めさせますが、そこは母親が死んだ場所でした。そんな三田に不気味さも感じはじめる翔ですが、三田は変わらず、家事をてきぱきとこなしていきます。
結局、うららが考えたのは、妹である自分が母親の凪子の代わりになろうというもの。去年の誕生日の写真を参考にして、姉と全く同じ格好をして、同じ料理を作ろうとするのですが、失敗ばかりで、めちゃくちゃになってしまいます。それでも、テンション高く、パーティーを進めようとするうららですが、希衣は「お母さんに会いたい」を繰り返して、大泣きし続けるばかり。
そこが発端となって、きょうだいげんかがはじまり、母親のものを全部捨てろと三田に命令するので、三田はどんどんと母親の洋服類を庭に投げ捨て、みんなの感情もエスカレート。さらに母親の洋服類に灯油を撒いて火をつけた三田は、さらにあれもと言われて、仏壇まで焼いてしまいます。
そんな状況の中で、長女の結は自分は結構、いいお姉ちゃんだと思っていたけれど、家事は苦手で、何の面倒もみてあげられないことを申し訳なく思っていることを話し、長男の翔、次男の海斗、次女の希衣も4人それぞれに母親が急死したことで受け入れられていない辛さを吐き出します。希衣がお母さんに会いたかったのは、嫌いなプチトマトを母親が無理に食べさせるのが嫌で、「お母さんなんか死んでしまえばいい」と言ったから「死んでしまった」に違いない。だから、母親が死んだのは自分のせいだと思い込んでいたからでした。
そんなけんかの最中に隣家の主婦が顔を出し、火を燃やして「うちまで燃やす気?」と。危険であることを注意しながら、また批判的なことを口にするので、三田は火に水をかけて消しながら、主婦にも水をかけ、そちらが燃えるといけないと思ったと言い、主婦の化粧がはげてしまったので、みんなは笑い、主婦は怒り心頭で立ち去ります。
そして、燃やした火の中に小さな箱のようなものを見つけます。それは希衣が拾った川原のきれいな石が入っていました。希衣からはじめてもらったプレゼントだから、大切にとっておきたいと言っていたことを恵一が希衣に話して、ようやく希衣も納得し、三田に「何か作れますか?」と恵一が聞くと、「作れます」と答え、作ったのは母親と同じ味の肉じゃが。感激しながらもいぶかる家族に「その家の味になじんで作るのも家政婦の仕事」ときっぱり。「ケーキなんてないですよね?」と聞くと、「あります」。「カードは?」「ローソクは?」の質問にも、次々と持参しているバッグから取り出して見せ、みな驚きつつも、やっと気持ちが通い合い、希衣のパーティーは無事に行われたのでした。
帰りに「本日は追加料理金となっておりますので」とまた無表情のまま、恵一に請求書を差し出す三田。恵一は「今日はありがとうございました」と、三田のおかげで、みんなの心が通い合ったことをお礼を言いますが、さらに恵一は「妻が死んだのは事故ではなく自殺。自分のせいで自殺したのだ」と三田に話します。が、三田はもちろん、何の感情も見せません。次週に続きます。
※感想
父親の恵一役の長谷川博己さんは「セカンドバージン」で大ブレークしている役者さんで、今度は家庭の中でにこにこ笑顔のやさしいお父さん役を演じているのが、回を追ってどうなるのかなという感じですが、松嶋奈々子さんの方は新しい役柄にもぴったりとハマっていて、おもしろく見せていただきました。何かしら心に大きな傷を負っているのではないかと想像させます。感情は見せないけど、スーパーな能力というと、「ハケンの品格」の篠原涼子さんのことを思い出しますね。あれもおもしろいドラマでしたが、今回はさらにロボット的な女性で、それを貫くのか、また、人間らしさを取り戻していくのか、今後の展開が要チェックですね。