全て忘れてしまえばそれでいいか。 | EUまにあ

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EU内部からEUを観察しつつ、日々の自分にツッコミを入れるブログ。

注:スペースの空き方が気に入りませんが、YouTubeの画像を貼り付けるとこないなってしまうみたいです。

木曜に飲みすぎたはずはないのにグロッキーだった金曜日、ワインを3杯飲んで帰ろうと思ったら思わずそのまま朝の4時半くらいまで飲んじゃったので、土曜日にクラブに行くという選択肢はなくなりました・・・しんどい・・・てか、水曜のヨガに筋肉痛をまだ引きずっていたのでいずれにせよ無理だったわけですが。


というわけで土曜日は、Gの家でピザ+お酒+DVD。


4人で話した結果、この映画を見ることに↓








評判がなかなか良かったのは知ってたんですが、なんせ日本でも映画館には滅多に行かなかった私、お目にかかる機会がございませんでした。


で、感想。


まず俳優から言うと、どれも良かったかな、と。


Jim Carreyは実はあまり好きではなかったのですが、この映画の中だとなかなか好青年(まあ情けないかんじやけど)で、私の持っていた彼のイメージが結構変わった気がします。


Kate Winsletはさすが、ですね。


ああいう役柄でも元の顔がきれいなので、もうちょっと小汚く(?)してもよかったのかな、と思いましたが、雰囲気はありましたねえ。


髪の毛の色は何回変わったのか。


まあ中でも私が一番気に入ったのは、Mark Ruffalo。


あのダンス、笑える。


脇役でもしっかり存在感はあった、と。


話はいきなりよくわからないシチュエーションから始まって、どこがどうなってどうなるんやろうと、観客を思わせて話に引き込ませる手法が良かったですね。


話は一気にだだだだっと流れていって、過去と現在を行ったりきたりなんやけども、見ていくうちにどういう話なのかはすぐわかるようになってくる、と。


Valentine's Dayが近づくとああいう人たちが増える、と(笑)。


そして忘れてしまいたい、と。


そうですね、記憶の中から全部なくなってしまえばいっそ楽。


思い出して苦しむこともないし。


でも。


そういう苦しい中でも、断片的に幸せな瞬間はあったと思うんですよね。


この映画でのerasionは何もかも消してしまう、と。


誰かを好きになって幸せな時間を共有したことも全て消えてしまう、と。


それはどうなん?


だからといって幸せな部分だけ残しておくという都合のいいことも出来ない・・・・all or nothingってことですね。


さて、あなたはどちらを選ぶか?


Jim Carreyのあのセリフが、私の中で「悲しい話だ」という印象を残してくれました。