富山旅行(2017年12月)その1 | DDD

DDD

4コマ絵日記.や弁当などなど。

どらです。


「DDD」突然復活しました。
というか、IDとパスワードわからなくなったのをどうにかしたのです。やったね。

てことでこちらも約7年ぶりの旅日記。どーん。

写真メインの備忘録です。


最近は旅といえばもっぱらももクロちゃんのライブに合わせてあちこち遊びに行ってる感じです。


昨年12月は「47都道府県ツアー『青春』」で富山に行ってまいりました。

 

中も外も美しい北陸新幹線に乗って。

 

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駅弁。ちょすけは紐引っ張ったらぬっくぬくのウナギ弁当。

 

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私はいつもの「えび千両ちらし」。

大体これか「牛肉どまん中」か「チキン弁当」。

 

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かんぴょうを混ぜた上品な酢飯に色んな具が乗っかってほんと旨い。

 

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紅葉深まる山々を見ながら富山へ進む。

いいわ~いいわ~(微乗り鉄)。

 

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てことで着きました、新高岡駅!

 

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いきなりチュドーンとした兜に迎えられる。

さすが加賀前田家により開町した街。チュドーン。

乗り継いで高岡駅方面へ。

 

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駅前のホテルに荷物を置いて、国宝瑞龍寺へ。

入口で建造物は人の体を模した配置になっているのだと聞く。

 

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ここをくぐればそこはもう江戸初期の禅寺ワールド。

美しい。

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皆で座禅を組むための部屋。

他にも厨房などが当時のままの姿で残っていて、わくわくする。

「生活」が見えると一番テンションが上がるのです。

ロマン。

 

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地味に御朱印を集めたりしている私、普段は一応お参りしてから御朱印をもらうという順番を守りたいと思っているのだけど、こちらでは入口で「御朱印帳置いてってくださいーその方が待ち時間発生しないんで」と言われてしまい、「は、はい」と大人しく従いました。

 

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もらった御朱印を見て「なるほどこりゃ時間かかるやね!」と思った。

書も判もすごい!

鳥枢沙摩明王かっこいーい! トイレの神様かっこいーい!書のハネの上ってゆく感じも美しい!

 

また駅前に戻り、「ドラえもんの散歩道」へ。

高岡は藤子・F・不二雄先生の出身地。

 

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一番好きな漫画家は誰?と聞かれたら藤子先生の名を挙げてしまうと思う。

小学校低学年の時入退院を繰り返していた時期があったのだけど、真っ白い天井を見る以外は藤子先生の漫画を読んでいた思い出。

メジャーな作品ももちろん好きだけど、特に好きなのはSF短編です。

 

高岡のご当地グルメ「ブラックラーメン」を食べるため「らぁめん次元」へ。

黒醤油ラーメン。

 

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見た目よりしょっぱくない、案外優しい味。

 

ピンクと黄色のパーカー着て食べていたら、店員さんが「前にれにちゃんが来てくれたんですよ」と声をかけてくれた。

 

映画「幕が上がる」のプロモーションで来ていたらしい。ほんとだ、サインが。

 

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「この端っこの席に座って、黒醤油ラーメンとおにぎりを食べてらっしゃいました。写真をお願いしたら笑顔で『いいですよ~』て言ってくれて、神対応でした!」とのこと。

 

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「あと、店長の似顔絵も描いてくれました」

「これ、店長さんなんだ!?」

笑いました。さすがれにちゃん。

 

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食後は高岡古城公園方面へ。

 

圧が強い肉屋さんの前を通り、

 

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目的地にたどり着く前に「ソフトクリーム」のポスターを見て立ち寄るちょすけ。

 

「道産子はソフトクリームには抗えないんだ」

ほんとかよ。

「このソフトクリーム、俺が食べたかったのとはちょっと違うな」

知らねえよ。

 

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だが形は完璧、このソフト。

 

やってきたのは「高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」。

 

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川崎の「藤子・F・不二雄ミュージアム」に比べたら小さいけど、出身地ならではの愛に溢れた展示がとても素敵でした。

 

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どこでもドアを通って中へ(中は撮影禁止)。

 

子供の頃に描いた漫画、「空き地」への想い、キャラクター作りに関する考察など、とても面白かった。

やっぱり藤子先生の考え方好きだなあ。

 

キャラクターを飾ったクリスマスツリー、可愛い。

 

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外に出たら強い雨。傘を持ってなかったので藤子先生の出身校の目の前にある小さな商店へ。

飲み物を買って少し休ませてもらうことに。

ああ、ここ学生が学校帰りに寄ってジャンプ読みながら焼きそばとかアイスとか食べるとこだ。

懐かしいなあこの感じ。

 

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お店のお父さんと話すうち、高校時代の藤子先生のエピソードや、工芸を大切にする高岡の街の取り組み、ブラックラーメンは昔はもっと塩辛かったこと、コロッケ言うほど食べないけどね等地元の人の本音などなど伺えてとても楽しかった。

タクシーも呼んでくれて、謎の販促用トラベルポーチ(?)もお土産にくれた。ありがとうお父さん。

あと、地元の人が本気で話すと、意外と方言強くてところどころ聞きとれないのも面白かった。

 

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夕飯は地元で人気のお店「鮨金」さんへ。

チケット当選直後に予約しておきました。

 

席に座るなり「東京から来ました。何でも食べます。地の物どんどん出してください」とお願いして、旬の美味しいものたくさん出してもらいました。

 

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香箱蟹! しっとりして旨い。

 

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白海老。ねっとりして甘くて最高。

他にも鰤、バイ貝、鮃昆布〆などなど……おつまみ色々出していただいて寿司へ。

 

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白海老のお寿司のとんでもない美味しさたるや……!

最後お代わりしてしまったもんね。

 

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あと穴子の外パリッとした焼き加減、煮ツメの甘さも素晴らしくて驚いた。

 

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昆布を使ったお料理が多かったのが特徴的だったな。

「富山の人はとにかく昆布を使うんですよ。なんでもすぐ昆布〆にしちゃいます」と話していただいた後、入ってきたお客さんが「焼酎のお湯割りに昆布入れて」と頼んでいてへええと思った。

 

大将や隣に座った常連さんたちとももクロの話で盛り上がる。

常連さん達は地元高校の先生方で、

「マー君てグッズも5色で作るくらいももクロ好きだよね」

「福井でメガネ着用限定ライブとかもしてましたよねー」

と詳しくて驚いた。

 

お会計をお願いしたら予想の半額くらいでまたびっくり。

大将が

「地の物ばかりお出ししましたからね。余ったお金でももクロのグッズでも買って支えてあげてください。

こんな小さな街にももクロのような人達が来てくれて僕は本当にうれしいんですよ」

と言ってくださった。

いいお店だなあ。高岡にまた来ることがあったら必ず再訪したい。

 

いい気分で宿に戻り、大浴場でのんびりお風呂に使って就寝。

 

翌朝はまだ寝たいというちょすけを置いて、ひとり散歩。高岡大仏方面にてくてく歩いてると、突然現われた後頭部。

 

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昔牛久の大仏のあまりのデカさ&目が赤く光ることにびびりまくって大仏がややトラウマになっている私。

高岡の大仏はそんなに大きくなさそうでほっとする。

 

優しいお顔やでー

 

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が、その下に入ると中で地獄とか魑魅魍魎をテーマにした絵画ばっか展示しててちょっとびびる。

 

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突然吊るされているドナルドダック。

何をしたというのだ。

 

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なんか怖いかも高岡の大仏……!と思っていると、御朱印所で第一村人ならぬ第一モノノフ発見。

紫のパーカーを着たれにちゃん推しさんだ。

「お疲れ様ですー」と挨拶すると、チケットはないけど東京から会場推しにやって来たとのこと。

私は次元にれにちゃんのサインがあったこと、紫推しさんは前日にあーりんが別のラーメン屋にいたらしいという情報を伝え合う。

最後に紫推しさんが「すみません、写真撮ってくれませんか」と。

大仏の前でれにちゃんが撮っていたのと同じポーズで撮りたいとのことでシャッターを切る。いいね。

 

でもこれ何も知らない人が端から見ると、初めて会った者同士がしばらく話し込んだ後に謎のポーズで写真を撮ってまた別々に分かれるという怪しげな光景なのだった。

 

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手水舎かっこよすぎやろ。

 

紫推しさんが「古城公園でも御朱印もらえますよ」と教えてくれたので歩いていく。

 

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おお、なんとも気持ちのいい素敵な神社が。

ありがとう紫推しさん。

 

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無事お参りして御朱印をいただいた後、街中の酒屋へ。

昨夜鮨金で「富山のお酒ならお勧めは勝駒! ただ地元で人気過ぎて他県にはほぼ出回らない。年内はもう手に入らないかも」と言われ、飲んでみたところすごく飲みやすくて美味しかったので勝駒を取り扱っていそうな酒屋を調べておいたのだ。開店と同時に入ってゲットしようという試み。

 

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開店時刻になってもシャッターが閉まったまま。

あれ?定休日じゃないはずだけど……と電話をかけてみる。

「今日ってお休みでしょうか?」

「今日は10時から営業ですよ」

「あ、そうですか……(今10時5分だけど)」

しばらくしてシャッターが開いた。

 

入店したら同時に入ってきた地元の方が慌て気味に

「かかか勝駒! 勝駒!」

と注文。店主が

「勝駒はもう4合瓶が数本残っているだけなんですよ。ひとり1本なら売れます」

と言うので、私もその4合瓶を1本、あとは昨夜飲んだ「苗加屋」の一升瓶を買って発送してもらった。

後でネットで調べたら勝駒プレミアがついて3千円くらいのものが3万円近くで売られていた。すごいな。

 

コンビニに立ち寄り、恒例の地元惣菜チェック。

黒とろろ、福井梅のおにぎり美味しそう。

 

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一度宿へ戻り、ちょすけを起こしていよいよライブ会場へ。

 

富山編その2へ続く。