みなとみらいも好きだけれど、断然オールド横浜(元町、山手)の方がいい。
ルーツを辿ってみると、小1のとき、初めてパスポートを取ったのが産貿センター(大桟橋)で、中1の校外学習で、グループ行動ではしゃいたのが横浜で…、と、とにかくワクワクする想い出が詰まった街が、ヨコハマなんだ。
ということで、30年近く前に訪れた場所を、もう一度辿ってみることにした。
順序も、通った道も覚えていない。新しく駅はできているし、変わったところも多い。
でも、変わっていないこともたくさんあるのが、ヨコハマ。
やっぱり、大好きだなあ。
財布を落としてしまったSくんを連れて、紛失届を出しに行ったっけ(笑)
あの日は、確か雨が降っていて、一体ここらか何が見えていたのか、全く覚えていない。
とにかく、当時家にあった、いつのだかわからないガイドブック(しかも、写真が白黒)をめくりながら、一生懸命コースを考えたんだと思う。
今だったらネットで何でも探せることを考えると、不便な時代だった。でも、楽しかったな。
ただ、昔の想い出を辿るだけではつまらないので、今の、私にピンときたものも、コースに取り入れてみる。
神奈川近代文学館で、宇野千代展をやっていた。
自分という軸をしっかり持っている、カッコよい、ステキな女性。
ココ・シャネルと重なるように思うのは、私だけ?
よく、建物の外までは来るんだけれど、中に入ったのは中1以来。
大人なったのかな、展示物がどれも興味深く、じっくり見学してしまった。
でも、やっぱり花より団子、かな(笑)
大佛次郎が亡くなったあとこの記念館ができて、奥さんがこのティールームを始めたのがきっかけだそうだから、相当前からあったんだろうけれど…、あったっけ?(苦笑)
ちょっと霞んでいるけれど、うっすら東京タワーとスカイツリが見えたので、まあ、満足。
それにしても、94メートルしかないとは。
昔は、とてつもなく高く感じたんだけれどなあ。
そんなこんなで、思い出旅行はあっという間に終了。
今度は、どんな横浜散歩にしようかな。