逃走中 人工島編 Part19 | コジコジハルのクロノスゲーム

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主に自作の逃走中を載せています。

 
 
 
繁華街エリアに入った逃走者たち。
2つのグループに別れて蒼井ミナモの捜索を始めた。
 
 
 
 
 
 
 
だが長田たち4人の逃走者が通報部隊に見つかった。
慌てて通報部隊から距離をとる。
佐野「びっくりした~~。」
根建「通報部隊ってあんな感じなのか・・・」
何とか通報部隊を振り切った。
だが通報部隊の声に反応したハンターが逃走者を発見した。
伊原「・・・・ハンターだ!!」
突然のハンター接近に散り散りに逃げていく。
佐野「・・・・来てるじゃん!!」
標的となったのは佐野文哉。
マラソンで鍛えた体力で振り切ろうとする。
しかし、ハンターにはかなわなかった。
 
 
 
 
 
 
 
残り20分16秒  佐野文哉確保   残り6人
 
 
 
 
 
佐野「クソ~~~行けると思ったのにな~~。」
体力自慢でもハンターは簡単に振り切れない。
 
 
 
 
 
 
伊原「・・・・佐野さんが!!」
長田「うわ~~~これは痛いぞ~~。」
 
 
 
 
 
 
 
松田「・・・・・いけます。」
右ルートを捜索する3人の逃走者は松田を先頭にし加藤と鈴木が付いて歩いていた。
加藤「頼りにしてますよ。」
松田「任せてください。」
松田の手には鈴木からもらった網鉄砲がある。
いざとなったらハンター目がけて放つ準備をする。
 
 
 
 
 
 
 
 
伊原「・・・・どこにもいない。」
ハンターに追われ他の逃走者とはぐれてしまった伊原六花。
伊原「・・・あれはやばいかも!」
目の前に通報部隊の男がいた。
慌てて身を隠す。
伊原「ここすごい危険じゃん。」
ハンターと通報部隊をやり過ごすのは容易ではない。
 
 
 
 
 
 
 
松田「・・・・こっちにもいないですね。」
松田たちは慎重に歩きながら蒼井ミナモを捜していた。
しかし、なかなか見当たらない。
鈴木「もっと奥ですかね?」
松田「かもしれないです。」
先へ進もうとする。
だが向かう先にハンター。
松田「・・・やばい!!」
見つかった。
加藤「ええ!!どうしようどうしよう。」
松田「使いましょう。」
網鉄砲を構える松田。
見事ハンターに命中。
鈴木「すごい当たった!!」
その隙にハンターの横を通って先に進む。
松田「よかった~~持ってて。」
しかし、別ルートからもハンターが接近。
目の前を横切った逃走者を視界にとらえた。
加藤「また来た~~!!」
ハンターの標的は最後尾の鈴木夢だ。
鈴木「・・・・ああ~~~~!!」
 
 
 
 
 
 
 
残り18分37秒  鈴木夢確保   残り5人
 
 
 
 
 
 
 
鈴木「やられちゃった~~~。」
ハンターはいつどこから現れるかわからない。
 
 
 
 
 
 
 
加藤「捕まっちゃった・・・・松田さんもいないし。」
何とか逃げ延びた加藤だったが松田とはぐれてしまう。
 
 
 
 
 
松田「あれ?どこ行っちゃった!」
松田も加藤がいないことに気づいた。
 
 
 
 
 
 
 
 
長田「どうします?」
離れ離れに逃げていた長田だったが根建と合流を果たす。
根建「六花ちゃん無事だといいけど。」
長田「そういえば網鉄砲持ってたならなんでさっき使わなかったんですか?」
根建「慌てたから忘れてたんだよ。」
長田「佐野くんもそれがあれば捕まらなかったじゃないですか。」
根建「と言われても~~。」
網鉄砲は1発しか放てない。
使いどころは重要だ。
 
 
 
 
 
 
伊原「・・・・・あれ?」
1人で歩く伊原だったが・・
伊原「・・・声が聞こえる。」
向かう先で誰かが大声で叫ぶ声が耳に入る。
伊原「・・・・・・女の子の声だ。」
声の主は若い女のようだ。
?「お~~い誰か~~。」
声の主は必死に助けを求めていた。
伊原「もしかして!」
急いで声のほうに向かう。
ミナモ「・・・・ああ~~!!」
そこには牢獄に閉じ込められた蒼井ミナモの姿があった。
伊原「・・・ミナモさんですか?」
ミナモ「はい、蒼井ミナモです。」
伊原「なんでここに?」
ミナモ「わからないんです?変な男の人に閉じ込められちゃって~~。」
伊原「開かないんですか?」
ミナモ「どうなんですよ~~。」
ミッションクリアには蒼井ミナモを外まで連れて行かなければならない。
このまま牢獄が開かなければミッションクリアは不可能だ。
ミナモ「・・・そういえば、変な男の人が言ってましたけど繫華街のどこかにある2つのレバーを降ろさないと開かない仕組みになっているって。」
伊原「本当ですか!」
牢獄を開くためには繫華街エリアの2か所にあるレバーを降ろさなければならない。
伊原「ちょっと探してきます。」
ミナモ「お願いします~~。」
伊原はレバーを捜しに向かう。
伊原「そうだ!みんなにも・・・」
他の逃走者にもこのことを伝える。
 
 
 
 
 
松田「・・・・伊原さんからメール来た!」
加藤「蒼井ミナモちゃんを見つけました・・・ただ牢獄にいて外に出すにはどこかに2個あるレバーを降ろさなないとだめ・・・」
長田「そんな条件があったのか~。」
根建「じゃあレバー探さないとダメじゃんか。」
逃走者たちは2か所のレバーを捜しに動き出す。
 
 
 
 
 
だがエリアには3体のハンターと通報部隊。
彼らに見つからず探し出せるのか?