あなたがいてくれる キセキ✨ | 高野山真言宗 汗かき住職の ☆Bous, be ambitious!!☆

高野山真言宗 汗かき住職の ☆Bous, be ambitious!!☆

高野山真言宗のお坊さんです。
視覚障害、線維筋痛症、遺伝性の拡張型心筋症など難病もちですが日々ポジティブに感謝して生きることに決めました。
お坊さんの日常を徒然なるままに書いていきます。
よろしくお願いいたします。

おはございます😊
久々のおはようございますタイムにブログをアップしてます。
書いているのは9時ですが、アップにはもうちょっと時間がかかります。
視覚障害になってから、何をするにも時間がかかるし
線維筋痛症になってから、さらに〜💦
人の手も借りないとできないことも多くあります。
お許しくださいね。合掌🙏

先ずは支援金をお送りくださった方の
ご紹介をしたいと思います。
お心、お慈悲に感謝申し上げます。🙏✨


支援金を現金書留で…とお願いしていたら、

第3便と4便(1/28まで)

【災害支援金】

東京の災害の夢読者一同さま

滋賀県の福田さま

広島県の五十嵐さまご夫妻&オフィスグラディア

北海道の小石さま

愛知県の近藤さま

東京都の大里さま

北海道の久保田さま

大阪府の寺岡さま

東京都の真田さま

香川県小豆郡の大下さま&(株)タカラグループ有志一同さま

香川県観音寺市の三宅さま

長野県の足立さま

福岡県の福原さま

災害の夢スズよりTさま

千葉県の近藤さま

岡山県の三宅さま

北海道の畠中さま

白山市のGさま

千葉県の土橋さま

大阪府の林さま

新潟県の内山さま

京都府の柳澤ご夫妻

神奈川県の岡野さま

岡山県の萩原さま

福井県のハーブメッセージのお客様

かほく市の前多さま


【被災した源法院へのお布施】

東京の災害の夢読者一同さま

福岡県Kさま

福井県の忌部さま

前多ウエーブ株式会社(かほく市高松)

滋賀県 飛田さま

北海道 畠中さま

東京都 大松さま

千葉県 田村さま


源法院へのお供え、住職へのお見舞いの品等もいただきました。

本尊様にお供えさせていただき、お下りをいただきます。


以上を確かに受け取りいたしました。

みなさまのお心、ご慈悲に感謝いたします。

感謝🥲合掌🙏✨

さて、被災地の状況ですが…

最近は日々状況が変わっています。救助から復興へというフェーズに入っています。

先ずは生活基盤の立て直し。肝心なのは仕事をするにも拠点となるのは住居です。

しかし、これがなかなかうまくいってないようです。



仮設住宅へ入るにも二次避難所になるホテルに入るにも抽選。

せっかく入れた場所もトラブルなどがあり、安住の地でないのは変わりません。

被災者の方が被災地の避難所に戻られたり車中泊されているかたも増えています。


それは県が被災者への支援を1日一万円という限度額にしているのが原因らしく、

規定では7000円だったのを今回引き上げたのだからそれでやってくれというモノです。

物価もぐんぐん上がってるのに、マクドナルドも全品40円値上げですから。

それこそそこも汲んであげないと、なんのための予備費かわからないですよね。


二次避難のホテルも多分県が借入する時の条件を

一定にしなかった為に宿泊代やサービスにバラツキがあり、

食事の提供がなくや駐車場が1日750円かかるホテルもあり、

1ヶ月も能登の職場にいけず、ようやく在宅でリモートでできりようにと

ホテルに移ったら

見も知らぬ人とツインで一部屋で過ごさなければならず、

部屋でのリモートワークも出来ない。

なんの為に移動したかわからない…

結局この状態でいられないのでホテルを出て

避難所へ帰って車で仕事という状態だそうです。


食事の提供やプライベートを守れる条件もそうですが、

全てが抽選で、せっかく当選しても、条件を選ぶと

今はご期待に添える物件はないということで

また抽選待ちを3度も切り返した後に

もう諦めて避難所に帰り車中で仕事すると決めた

そういう方もいらっしゃいます。


助けること、助けられること
石川県は今色々勉強中なのだと思います。


僕も障害者になってからは
助けてもらうことにも、最初は抵抗やジレンマもあり
できない自分を責めたり
人やモノに抑えきれない感情をぶつけたり
色んなモノを壊しました。
モノは勿論ですが、人間関係も。

大切なものを失った後悔もありましたが
随分たつと、その後悔もどんどん変化してきます。
よく、スピリチュアル畑の方が
今世に生まれてきた理由を
「魂の成長のため」などと言われていますが、
それは理論づけであり意味をつけてそのせいにすると
一時的に楽にできる条件づけだったんだと
思えるようになりました。

強く言えば、僕的には「関係妄想」です。

障害や病気になるのは先祖の供養が足りないからでもないし
前世の自分の業でもない
一見うまくいってると自分が思い込んでるモノや人と比較するから
生まれてくる意識であり変化するモノです。
全盲の人は生まれてからずっと色も形も景色も知りません。
それを不幸であると思うのは、
自分がそれを知っているからで失う存在であるからです。
全盲の人は最初からない世界をファンタジーのように感じているだけです。
なので見える人が作った都合で作って出来上がった世界の中を
自分が聞いたり触れたり感じられる世界で生きています。
逆に、非日常な世界、例えば停電になると、青眼者は慌てて不自由ですが
全盲の人は慌てません。
僕などは中途半端で、どちらにも属してない世界の住人です。
昔ドイツで障害者は多量に殺害されました。
役に立たないという理由で。
彼らは、ユダヤ人も大量に殺害しました。
そしてキリスト教を信じる人でした。
キリスト教は十字軍で多量に異教徒を聖戦といい大量に殺害しました。
みんな人間が権力や激しい思い込みで起こした悲しい事件です。

他府県のある人、まあ変わり者の親戚なんですがね。
石川県は災害が多いから住みたくない。
そう言われました。
ものすごく残念な言葉です。

災害がある土地に住もうが
難病になろうが
障害者になろうが…
早死にしようが…
それは前世のせいでも悪業でもないと僕は思います。
もちろん魂の修行でもありません。

そこに存在していること
そこから感じること
それを感じて、どう行動するか
問われているのです
禅問答みたいですが
正解はひとつでもないし
間違いもない
答えはいっぱいあるのです

それを絞って決めつけた時
それは可能性の一点でしか
物事を見られなくなった状態だからです。
悟りからは非常に遠い状態です。
決めつけてしまう占い師の答えと一緒です。

クリームシチューというお笑いコンビが改名しましたよね。
某占い師の一言で。
で、結局かれらは、コンビでなく個々の仕事の方が多い。🤣
負け惜しみでなく、病気や障害、金銭面での豊かさで
人をジャッジ(判断)する人が多い
真実は…どうでしょう。
自分の意識がそう感じてるだけ
一般の意見が多いだけ
それに振り回されているだけ
自分の価値ってどうなん?
周りにいる人が教えてくれてますよ。

自分を大切にしてくれる人
それがあなたの宝ものです。
自分を価値で判断する人
それはあなたにとって必要ではないですよね。
そういう人、捨てちゃいましょう。(本当に一緒にいる価値がないです)
でも、そういう人がいるおかげで、
大切な人が輝いて見えるのです。

宝石と研磨剤みたいなものですね。✨💎✨


今ここにいること、
それは「理由なんてない」
そして今一緒に時を過ごしてる
全ての存在に「ありがとう」
それが人生約60年生きてきて
障害者として30年(6歳で発症後診断されて)
カラーセラピストとして25年
医療従事者として22年
密教行者(僧侶)として10年
住職として7年
の経験から出した答えです。

自分の人生に「イイね」あげてください😊



人生って不思議ですね。
能登で震災にあって何もかも無くしたと思ってる人たちの方が、
自分よりずっと早く立ち上がり、強く生きようとする。
人生辛いことに目を向けるか、幸せだったことや、
これからくる希望を考えるか、それもその人に委ねられています。



多くの命が選別されてしまう災害。
独り生き残った男性が家族の思い出を、
崩れるかも知れない瓦礫の中から探し出していました。
目の前で助けられなかった奥さんや子供。
男性は今、生きることが、
一緒に暮らしていた
家族の思い出を
瓦礫から拾うことだったのです。

それも、ものすごいエネルギーが必要で、
そんなもの危ないところから拾うなという人もいるでしょう。
しかし、その男性にとっては意味あることであり
今を生きるエネルギーなのです。
どの いのちもそうです。
かけがえのないいのち。

その男性を
今生かしているのは
亡くなった家族。

この世では人の形として
見えなくなってしまったけど
確かに、今も一緒に一緒に生きてる。
決して思い出ではなく
今も共に生きているのです。

どちらにとっても
かけがえのない大切な存在。
それがレッドというサバイバルの地球の大地に立つ
赤い血の流れる
天と人を結ぶ存在。
それが自分であるということ。

自分が地球であり、宇宙であるということなのです。
密教の教えで言えば
全ての存在は大日如来🟰あなた
ということです。

一滴の雨の雫が💧水溜まりをつくり
水路を小川大河になり海へそそぐ
一滴やひとつのエネルギーの集まりが大小優劣に関係なく
「いのち」そのものなのです。

この「誕生日」という歌は
僕が石川県に住むようになって
あるテレビ局の
新しく生まれてきた赤ちゃん紹介の番組で
バックミュージックとして使われていた曲でした。
しかし、その歌の背景には
目の見えない人の為に作られていたことが、
このライブを収録した短い動画によって知ることができました。



どの人にも同じように与えられたいのち
それが、長くても短くても
ひとつひとつが大切なもの
その人と出会える
1分1秒がとてつもなく
素晴らしいキセキであるということ
それに気づかせてくれる
魂に響く曲でした。

無駄なものなど何ひとつない
どれもが何億光年まえに瞬いた
一瞬の星の輝きであっても
キセキなのだと。

今日、与えられた1日に
一緒にいてくれるパートナーに
生まれてきてくれた子供たちに
自分を生み出してくれた両親に
その両親を生み出してくれた何百人にも繋がる先祖に
感謝🙏✨

そして、
その大切な一粒の命である
自分を大切に
優しき抱きしめてください。
頑張って生きてきたね
あなたがいてくれて
一緒に時を生きてくれて感謝。
あなたが
生まれてきてくれたことに感謝。合掌🙏

自己肯定感
低くってもいいんです。

今日、あなたが生きて一緒にいてくれること
息ができて、眠れて、美味しいもの食べて
家族や友達と何気ない会話ができる
それこそが、
ぜーんぶキセキだから。

だれの了承も要らない
評価や判断(ジャッジ)も要らない

キセキだから。


今日も、いただいた
いのちに感謝して
大切な1日を一瞬を
感じてすごせるといいですね。

南無大師遍照金剛 合掌 
 源法院 龍正 拝
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ボランティアグループ「はすのたね」は

被災者の方がたに、何が応援できるか

一緒に考えながら、小さなことから実現できりように支援していきたいと思っています。

引き続き支援金をお願いしています。


現金書留でお願いしています。

〒920-0908 

石川県金沢市主計町1-6 源法院内

はすのたね 

住職携帯080-3741-8088

よろしくお願いいたします。


なお、源法院や住職あての
義援金、お見舞い、お布施などは詳細に明記ください。
よろしくお願いいたします🙏✨💖