サスペンス映画を観ていて、
「凄い!」
と思った幻の演出のお話。
名作ホラー「サスペリア」で有名な、
ダリオ・アルジェント監督初期のスリラー「わたしは目撃者」。
中学生の頃、 深夜にテレビ放映で観ていて、
「凄い!」と思った斬新な演出を発見し、興奮しました。
遺伝的な要因による残虐な連続殺人を描いたこの映画。
殺人シーンでは、犯人の身体は眼球のアップしか見せないんです!
そしてその犯人の眼が瞬きすると、
犯人からの見た目の映像も、視界の上下からシャッターが閉じたように瞬きする!
犯人の眼球ドアップ!
犯人から見た犠牲者!
犯人の瞼が瞬きで閉じかけると、
続く犯人から見た被害者の姿も、瞬きで一瞬視界が上下から黒く閉じる!
・・・という描写があったとハッキリ記憶していたのですが、
今DVDで観たら無い!
当時録画したベータのテープを毎日繰り返し観て、
「凄いなあ!」と感心してたのに!
今何度観ても、
瞬きと主観の映像がリンクしてシャッターが閉じる演出・・・
無い!
ただの眼球のアップと、犯人からの見た目の映像の連続。
☆考えられる理由☆
①私の勘違い。
②DVD製作時のリマスター作業で、画面のフリッカーと間違われ、発売元が消してしまった。
③当時私がテレビ放映を観た世界と、今居る世界では、世界線が違う(パラレルワールド)。
理由はどうあれ、今無いんだから、
これから私がやれば、パクリでなく、私のオリジナル演出になるな!
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