「ボーディングハウス」アナログビデオ撮りホラー | 地獄のゾンビ劇場 ~ZOMBIE THEATER~

地獄のゾンビ劇場 ~ZOMBIE THEATER~

「地獄の血みどろマッスルビルダー」監督・深沢真一によるホラー映画雑学&雑談ブログ!

ホラー映画「ボーディングハウス」の解説&思い出話です。

 

 

「ボーディングハウス」

(BOARDINGHOUSE)

(1982年 アメリカ 99分)

 

大昔、高校生の頃にレンタルビデオで観た「ボーディングハウス」。 

 

親が買ってくれた東芝のベータに続き、

2代目のVHSビデオデッキをバイト代で購入し、

相互ダビング可能体制を確立。

ダビングでホラー映画ライブラリーを作るのだ!

と借りて来たビデオの1本がこれ。

 

お話はシンプル。

古い家をシェアハウスとしてオープン。

開業記念パーティに集まった女子たちが、この家にまつわる呪いで次々に死んで行きます。

 

アナログビデオ撮りの軽薄な映像。

血が出るだけのスプラッター、凝ったゴアな特殊メイクなどは見当たりません。

服の中から自分で自分の腸を引っ張り出して勝手に死ぬ人、

くらいが最も過激なシーン、だったかな。

 

 

血糊だけのゆるい残酷描写。

既に「ゾンビ」も「サンゲリア」も経験していたホラー小僧には当然物足りないです。

なのにその緩めなゴア直前になると、

親切にもショック警告画面(革手袋のドアップ)を出してくれます。

 

 

これはもう最低ホラー発見!と喜び、

当時まだ高価だったハイグレードのビデオテープにダビングしました。

そんな思い出の作品です。

でも結局その後、

録りたいホラー映画のテレビ放映を上から録って消してしまうのですが・・・

どうしてもどれか消さなきゃ、

となると、ああ、あれでいいや、となりまして。

 

ただ、この映画、

ホラー映画監督志望だった私に自信を持たせてくれた作品でもあるのです。

「これが海外リリースされるくらいなら、自分の映画も世界進出、行けるだろ?」

そう思わせてくれたんですよ。

(他に「エイリアンデッド」と「血まみれ農夫の侵略」も同様)

 

で、実際、そうなりましたからね。

 

そんな思い出の映画「ボーディングハウス」に最近YouTubeで再会。 

なんと全編に渡り、映像をフィルム調に加工されてました。

フィルムっぽい画になると、なんだか急に映画っぽくなって、

印象、だいぶマシになりましたね。

1枚ベールを被った感じになってて映画っぽい!

 

昔のビデオ撮りの画って、生々しい分、

チャチな作り物はチャチに映っちゃいますからね。

 

最近、海外でブルーレイも発売されたみたいです。

そんなに欲しくはありませんが。

 

 

 

 

「地獄の血みどろマッスルビルダー」Tシャツ発売中!

 


映画(オカルト・ホラー) ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村