確信犯的な低俗ホラーを量産したトロマ・インクの傑作、
「悪魔の毒々ハイスクール」の見どころ解説です。
「悪魔の毒々ハイスクール」
(1986年 アメリカ 96分)
私、トロマ作品ではこの「悪魔の毒々ハイスクール」が一番好きです。
舞台は原発に隣接する高校。
ここでは、
水道から汚染水が出る。
優等生達は何故か急にギャングになり人殺し。
主人公は化け物に変身して不良どもを惨殺。
ヒロインはまこと虫みたいなのを出産。
要は登場人物全員、放射能汚染状態。
でも皆、大して気にしてません。
クライマックスは巨大モンスターが大暴れ。
学校大爆発で一件落着!?
製作会社の方針通り、
確信犯的に無茶苦茶をやっていますが、
実は見せ場の配分とかちゃんとしてて面白い。
最後に巨大モンスター+大爆発とかも定石をしっかり守ってます。
物凄いことがいっぱい起きるけど、
ふざけた展開なので、
鑑賞後、全く嫌な気分になりません。
放射能汚染でここまで変異した主人公が、
何事も無かったように普通に戻ってるこのバカバカしさ。
↓
前半でこんな感じに変異
終盤は普通
ヒロイン(まこと虫を出産)とチューまで!
もう、出て来る皆が明るい!
素晴らしい!
傑作です!
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