2020年4月さかのぼり日記
イモムシの写真載ってます
(けどよく見ないとわからないようマイルドバーションにしてあります 笑)
コロナで学校も休校になって、外出規制がかかってたころだねー。
エクササイズ目的での外出は許可されてたので、
時々、あまり人がいない場所を選んでブッシュウォークに出かけていたよ〜。
この日はもう夕方直前というくらいの時間帯にディンゴが突然
「ピナクルズ(The Pinnacles)に行くぞ!」といい出し、行ってきた
ピナクルズって、パース(Perth)のほうにあるやつが有名だよね。
(わたしも昔行ったことあるよー)
Pinnacleってとがってる岩?山?みたいな意味なんだって。
ルーラ(Leura)駅の北側をずんずん進んでいった先にある
ロックリース パイロン トレイルヘッド(Lockleys Pylon Trailhead)ってとこに
車を停めるところがあるよ。
行ってきまーす。
トレイルは狭めで、多少の登り降りや、ゴロゴロ石があるけど、
基本的にはとっても歩きやすい道でした。
山火事で燃えることで、種を落とすことができる木がいくつかあるんだよね。
2019年年末から2020年初めのひどい山火事がおさまって少したったころで、
このエリアもけっこう燃えたみたい。
たくさんの木が種(実?)を落としたあとが見れて、
それはそれはコーフンしながら歩いた思い出
アイソーポーゴン(Isopogon/ドラムスティック ツリー(Drumstick tree)とも/和名はイソポゴン)
これは閉じてる状態。
燃えても熱さが足りないとちゃんと開かないみたいだよ。
開くと、こんな松ぼっくりみたいな見た目になるよ。
んで、これが種。ふわふわ
これはヘイキア(Hakea/和名はハケア)の仲間。
真ん中のちょっと右側に写ってるのはやはり熱さが足りずに閉じている状態。
こっちが開いたやつだよ。
これもヘイキアの仲間。
わたしはこっちの丸い形のほうが好きかな
これはバンクシア(Banksia)。
わたしこの実?種の殻?なにかわかんないけど、これが好きなの。
たくさんの口が集まって歌ってるみたい。
こういう、自然の営みを観察するのはほんと楽しいね!
歩いてる景色もスンバラシかったよ〜
燃えて真っ黒になった木々の足元から生え始めている緑に感動
見て〜!木の赤ちゃん。これから長い年月をかけて大きくなるんだよねー。
なんか気の遠くなる話だけど。
燃えて朽ちた枝は気軽に触ったりすることもできて、
ふうこも興味シンシンにあれこれ手に取ったりしてたー。
ピナクルのひとつ。
ピナクル「ズ」なのでね、こんなかんじの岩がいくつか見れたよ。
ちょっと登れそうなピナクルを見つけたので、上まで行ってみよー。
道がないので、足の踏み場を探してグネグネと。
わーお
窪みを見つけると入らずにはいられない女児
遠くにシドニー(Sydney)も見えたよ〜。
ズーム
稜線を眺め、なにを思うか6歳児(当時)。
しばし景色(とおやつ)を楽しんだらもうすっかり夕方。お家に戻るよ〜。
見上げるピナクルも夕方色。
帰り道、
スピットファイヤー ソウフライ(spitfire sawfly/和名わからなかった)
の幼虫を見つけたよー。
わたし、虫(成虫幼虫ともに)も爬虫類もわりと好きなほうだけど、
これはけっこう気持ち悪さでトリハダ来たねー!
おお…おおおおお…(ゾゾゾとしつつ、怖いもの見たさ)
(ところどころに見える黒い芽の集まりみたいなのがそうだよ。よく見たい方はspitfire sawflyで画像検索を 笑)
我が家は10:00am〜4:00pmころに歩くことが多いので、
もちょっと遅い時間の、オレンジの光のなか歩くのもなかなかいいね
この日は、どらえ的ベスト10に入る素晴らしいブッシュウォークだった。
感動しすぎて、感情が高まりすぎて逆にブログに書けなかったという
景色も、歩いた道も、再生する生き物たちも、すべてが素晴らしかった
すすけたブッシュを歩いたので、家に帰ったら家族全員の服がすすだらけ。
それも含めて、いい思い出だー。
YOU ARE HEREってとこから往復2時間半ほど(休憩時間含め)だったよ。
テント持参で泊まりがけで歩けるようなトレイルや、
かなりハードなトレイルもあるみたいだよ
我が家が歩いたのは子連れでも全然楽しめておすすめでーす