子宮やら生理やらの話をするよ。
そういうのはちょっとなぁ〜…という人は飛ばしてね。
半分は自分の備忘録、半分はどこかでだれかのお役に立てたらな〜と思い。
(今回に限らず、どの日記もそういう気持ちで書いてるんだけど)
前回からの続き。
看護婦さんとの問診&エコー検査を経ての、
結果を聞きに再度ペンリス(Penrith)まで出張です。
(山(ブルーマウンテンズ/The Blue Mountains)からは片道1時間程度)
このときはお医者さんとの問診でした。
卵巣膿腫(わたしは左側)→直径3cm弱、問題なし(今後も経過観察)
子宮筋腫(複数個あり、最大で3cmくらいだった)→消えた
マリーナ(ミレーナ/Mirena)の位置→問題なし
子宮頸がんの結果→陰性
もろもろ問題ないので、次回交換できることになったよー
しかし、かれこれ20年以上の付き合いになる
子宮筋腫がきれいさっぱり消えてたのにはびっくり
マリーナを挿入していることで、時々こういうことが起こるそうです。
(注:子宮筋腫のある人全員に当てはまるわけではない)
問診後、先生と一緒に受付で次回交換の予約の手続きをしたんだけど、
この日と同じ先生に取り替えてもらえることになりました。
全くハジメマシテより、面識がある人のほうが気分的にも安心だし、
明るい雰囲気のベテランの女医さんで、
わたしも一緒に行ったディンゴもいい印象を持ってたのでよかった
そして交換当日。
薬局でマリーナを購入。
(前回購入時に必要な処方箋をもらってた)
相変わらずドン引きレベルの長さ。
(子宮内に入れる本体はめっちゃ小さいんだけど)
前回、挿入までの流れや注意事項をあれこれ聞いたんだけど、
(交換前7日間は避妊具なしでの性交渉はダメとかもあった)
わたし的にいちばん大事だったのは、
「施術の1時間前に痛み止めを飲む」こと。
最初に入れたときにも飲んでて、
そのおかげか痛くはなかったから。
イブプロフェンがいいと先生が言ってたので
マリーナと一緒にイブプロフェンの痛み止めも購入。
薬局のお姉ちゃんに
「マリーナを入れるのにイブプロフェンを探してる」と聞いたら、
これがいいよと、速く効くタイプのものをおすすめしてくれた。
交換の前に
どういう手順で交換をするのか模型を使っての説明、
施術後に起こりうる可能性(多少の出血があるとか)や
注意事項(シャワーはいいけどお風呂はダメとか)、
アフターケア(問題なければ電話での確認だけでOKとか)の案内。
これは先生のおすすめで、電話の通訳の方をつけてもらいました。
電話をスピーカーにして、3人で話すみたいなかんじ
だいたいわかってることがほとんどだったけど、
やっぱり日本語で説明を聞けるのは気がラクで助かりました。
(↑これ、GPとかでもリクエストすればやってもらえるみたいだよ)
でさ
わたしのマリーナ、子宮口の糸が行方不明だったじゃない
糸があればつまんでシューッって引っ張って出して終わりだけど、
うまくつまめる場所が見つからなかった場合、
手を直接入れて探します。
それでもうまく出せなかった場合は
全身麻酔で取り出さないといけないので
今回の交換は中止、全身麻酔下での交換が可能な
婦人科での施術となります…とな。
手を直接入れて!?
もうその言葉だけでわたし気絶しそう
震えながら作業ベッドに寝そべり、
血圧と心拍数をはかる機械をつけられ
(ショックで急に血圧や心拍数が急上昇/下降してしまうことがあるそう)
覚悟を決めておまたパッカンするわ。
そして、なぜか今回は子宮口の糸が見つかる奇跡(うれし泣き)
糸が標準より短めに切られてたからそれで見え隠れしてたのかもねーだそうです。
なんせ、初回は学生さんが入れたからな。
(ケアンズ(Cairns)の総合病院は学生さんが技術を練習する病院になってるみたい。(学生による施術を)もちろん断ることもできるんだけど、わたしは基本、頼まれたら断らないようにしてた。そして「いいお医者さんになってね」と念じてた)
出した瞬間ははっきり言ってよくわからんかったくらい一瞬。
その後、子宮内に異物が入ってくるのは
子宮内部の長さ(奥行き)をはかるとき、
(どのへんにマリーナを置いたらいいかを確認するため)
実際にマリーナを置くときの2回。
この2回がつらい
痛み止めを飲んでるのもあって、
痛みはほとんど感じないんだけど、
なんというか…筆舌に尽くしがたい不快感…。
ゴーリゴーリと内臓をスリコギ棒でかきまぜられてるかんじ
冷や汗なのかあぶら汗なのか
へんなもんがブワッと吹き出てくる
だけど、やっぱベテラン先生だったから早いのと、
お手伝いに来てくれてた看護婦さんの呼吸を合わせるタイミング
(「大きく吸って」「ゆっくりはくよ…いま!」と教えてくれる)
がすばらしくて、想像してたよりうんとすんなり終わりました。
あああああありがとうございます……(抜け殻)
その後待合室で様子見のため15-20分ほど待機、
(その間、あったかいペパーミントティー出してくれていやされた)
最後に血圧をはかって問題なかったので、無事解放です
ああよかった…無事終わった…気分的には10歳くらいフケました…。
その後数日はごくごく少量の出血と、
下腹部に若干の違和感があったのみで、
それ以外に特に問題もなく。
交換後2週間たったけど、再出血もなし。
けど、前回も1回止まってからまた出るようになってたから、
この先また出血したりするんかな?
いままた少し下腹部に痛みというか不快なかんじがあるんだけど、
わたし2月から始めたダイエットのせい(多分)でちょっと便秘が続いてて…
この不快感がマリーナから来るものなのか腸が原因なのか不明。
まぁ、でもその程度の違和感です。
次回交換は2025年の予定で、そのときわたしは53歳。
閉経/更年期と重なる場合は、少し長めに入れておいてもいいそうだ。
(注:お医者さんによって見解が違うことなのかもしれないので、気になる方はご自身の主治医に確認してくださいね〜)
んで、うまくいけば次回の交換はなく、取り出しだけなんだって。
そして閉経してるから生理はもうやってこない!
それがいちばんうれしいニュースだった
マリーナ入れてることで、更年期障害もないか軽く済むといいけど
(↑そういう効果があるとどこかで聞いたり読んだわけではない。そうだといいなーと素人が勝手に想像してるだけです)
マリーナは人によって合う合わないもあるみたいで
(出血が止まらない/うつ状態になる/痛みが続く/自然に抜け落ちてしまうなど)
だれかれかまわず「やりなやりな!」とは言えないけど、
わたしは幸い副作用も出ず、生理もなくなり(もちろん不正出血も)、
いいことずくめで、本当に入れてよかったと思ってる。
なんせ不正出血で病院通ってたとき、
マリーナ入れるか子宮全摘出かの2択だったからね
がんとか、どうしても全摘出をしないと命にかかわる!とかなら覚悟決めるけど、
そうじゃないのに自分の内臓を捨てるのってやっぱ抵抗あったよ。
妊娠を望まない方、子宮内膜症などの病気がある方、
病気ではないものの毎月の生理痛や出血量が重くてつらい方、
「マリーナ(ミレーナ)ってなにかな?」
って気になっている方に、わたしの体験が届くといいな