<ハウスシット>

お家の人が旅行などで不在の間、

ペットや植物、お庭、お家のお世話をする代わりに、

無料で滞在できるシステム。
(お給料が発生するパターンや、逆に多少の滞在費が必要な場合も)

 

ハウスシットで滞在している間、

そのエリアを散策/観光できるので、旅行気分が味わえるよ。

 

宿泊費節約という意味合いも大きいけど、

我が家にはもふもふペット(金魚はいる)がいなくて、
都合のいいとこ取りでペットと暮らす気分を味わわせてもえること、

お家に滞在すること(ホテルエリアではなく住宅街)で、

ちょとしたローカル気分も高まるのが気に入ってるニコニコ

もちろん、命を預かることなので、
責任も感じているし、緊張感ももちろんあるけどね。

 

特にわたしは心配性なので、

出かけてる時とか「大丈夫かな」って不安になって

早く帰りたくなったりすることも多々なので
向いてないのかな?とかも思ったりするけどアセアセ
 

それよりも楽しいほうが大きいし、

なによりふうこがお世話のお手伝いをよくしてくれるし、

そうすることがとても楽しそうなのを見てると

いい経験させてもらってるなとしみじみ。

 

なのでいまのところ、機会があれば続けていきたいと思ってるよニコニコ

 

今回はシドニー(Sydney)北部のビーチエリアにほど近い

エレノア ハイツ(Elanora Heights)で

5泊6日のハウスシットできることになりました〜。

 

とりあえず、家に着いたらモデルハウスみたいなとこで軽くビビるガーン

 

どうかなにか壊したり汚したりしませんように!!滝汗

(しませんでした。フゥー…アセアセ

 

今回、オーナーの方はわたしたちの到着を待ち、

説明をしてくれたのち、旅行に出発されました。

 

オーナー側は見知らぬ家族を自分たちが不在の間家に入れ、

大切なペットの命を預けるんだから、きっと不安もあるよね。

 

直接会ってお話できる機会があると、

お世話する側からしても安心感が増しますニコニコ

 

お家にいる猫ちゃんは2匹、

スニッツとルイー(どちらもニックネーム)だよ。

 

スニッツは寄り目がちの青い瞳が可愛い男の子オッドアイ猫

 

人懐こくて、どこでもリラックスしてるのんびりさんだったよー。

周りで知らない人(わたしたち)が

ウロウロ歩き回ってても気にせず爆睡笑い泣き

ルイーはめっちゃ美人でシャイな女の子オッドアイ猫

 

スニッツがすぐになついてくれたのに対し、

かなり警戒されてしまって、

オーナーのお部屋のベッドの下に隠れてしまった。

 

オイデオイデとプッシュするのも逆にストレスかな?

と、向こうから近づいてきてくれるまではそっとしておくことにした。

 

そしたら、夜には一緒にテレビを見たり、

なでなでさせてくれるくらいにはお近づきになれたよチュー

 

2日目。

 

スニッツはなでなでやブラッシングが大好きと聞いてたので、

ブラッシングをしてもてなすふうこ。

めっちゃラブラブ。相思相愛。幸せラブ

 

対するルイーは、昨日よりさらにベッドに引きこもり。

 

「日中は外に出たがれば猛暑の時以外は好きなだけ出してあげてOK、

夜はスニッツは内外どっちでも彼が過ごしたい場所で、

ルイーは夜だけはお家の中に入れてあげて」

 

というルールだったんだけど、全然外に出たがらないうーん

わたしたちのことが想像以上にストレスなのかな〜?とちょっと心配。

 

そして、夜ごはんを食べなかったのが気になる…。

 

夜になったら前日同様一緒にテレビを見にリビングエリアに現れたけど、

ルイーの定位置であろうクッション(高さ50cmくらい)に

ぴょんと一度で登れないのを目撃してなんとなくいや〜な予感。

 

あれ?猫ってこのくらいの高さをひょいと登れないものだっけ?

9歳と聞いてるけど、もう老化が始まってりしてるのかな?

1日ベッドルームにいて脱水症状気味になってるとか??

 

明日の朝まで様子を見て、不安が残るようならオーナーに連絡しよう…。

 

そして3日目の朝、やっぱりベッドルームから出てこない。

 

そして、早朝から外で過ごしてたスニッツが

朝ごはんを食べにお家に帰ってきた際、

彼の体に1匹のダニを発見滝汗

 

いや〜な予感高まる。

心の中で雷ビービー雷とアラームが鳴るよ〜ゲッソリ

 

すぐルイーを見にベッドルームへ行き、距離をつめるも動かない。

もし人見知りで隠れてるなら、近づかれたら逃げるはず。

手を伸ばし引き寄せても嫌がるそぶりも見せず。

 

とりあえずお水を飲ませてみようとエサ場に連れて行ったら

ルイー立てない…ガーン

 

後ろ足が左右に開き、ペタンと寝そべるばかり。

腰が抜けてるみたいなかんじ。

うんちもおもらししてたので、こりゃやばいと焦るディンゴとわたしゲロー

 

オーナーと電話がつながらず、行きつけの動物病院がわからない。

 

とりあえずグーグル検索で出てきた

近くの24時間の緊急動物病院に電話→すぐに連れてきて、と。

 

そうこうしているうちにオーナーから折り返し電話があり、

状況を説明して病院へ連れて行く許可も降りた。

 

病院に着いたら態勢を整え待っていてくれて、即獣医さんに引き渡し。

わたしたちは中へ入れず、ひと段落ついたところで呼び出しされ、

耳の近くから大きなダニが見つかったと教えてくれました。

そのあとの治療方針や診察代云々は

獣医さんとオーナーが直接電話でやりとりしてくれた。

 

結局ルイーは最低でも1晩は入院が必要とのこと。

 

もっと早く気づいてあげられたのかな…と落ち込むわたしたちに

「ダニはおそらく3日以上くっついてたはずで、

オーナーも見つけることはできなかった。

わたしたち(獣医さん)でも見つけるのは難しく、

実際ルイーについてたダニも1回は見過ごし、2回目に探した時にやっとみつかった。

だから、見つけられなかったことを気に病まなくてもいいよ」

となぐさめてくれて、オーナーも

「最悪の事態(=死んでしまう)になる可能性もあった。

この段階で見つけてくれて、迅速に行動してくれて本当にありがとう」

と言ってくれたので、なんとか救われましたぐすん

 

お家に帰ってからは、

オーナーの指示でスニッツにダニよけのお薬をして、

リラックスタイムにダニ探し。

 

手とかしっぽとか触られてもいやがらないからやりやすかったわ〜爆  笑

その後、オーナーは毎日ルイーの様子を連絡してくれて

(獣医さんと話した後、わたしたちにメールをくれていた)

逆にわたしたちはスニッツのダニ状況の報告。

(毎日1〜2匹見つかったガーン

 

結局ルイーは最終日まで入院することになり、

オーナーが旅先から帰ってくるタイミングで

病院に引き取りに行くこととなった。

 

最終日の朝、最後のブラッシングタイムおねがい

前回ハウスシットしたミグジーもそうだったけど、

たった1週間弱一緒に過ごしただけだけど、

帰る時はなにかしら感じるのかしら?

 

いつもなら朝はフラーッとどっかに行くのに

この日は帰り支度をしているときからわたしたちにべったりで

離れようとしなかったの〜おねがいえーん

うれしいし泣けてくる複雑な気持ち。

 

このままだと車でひいちゃいそうで怖かったので

エサをあげて食べてる間にササッと出発しました。

(さすがにわか飼い主なので、食い意地には完敗笑い泣き

最後にルイーを家に連れて帰るときに必要なカゴを病院に届けるついでに、

ちょっと会わせてもらったよ。

 

毛が刈られてかわいそうな姿に…笑い泣き

 

わたしたちのことを覚えてくれていたのか、

オーナーのお家の匂いがついていたからか、

ニャーと鳴いてなでなでをせがまれた。

「もうすぐお母さんが迎えに来るからね〜」と伝えて

バイバイしてきました。

いま、NSW(ニューサウスウェールズ州)の海岸部では、

ダニのシーズンみたいだよ。

 

病院でもルイーみたいに丸刈りにされた猫が何匹も入院していました。

(それがダニが原因かどうかはわからないけど…)

 

ルイーのオーナーは「今までダニにくわれたことがない」という理由から

ダニよけのお薬をしてなかったみたい。

 

獣医さんはお薬をしててもくわれちゃったりするよと話してたし、

実際お薬のあともスニッツは毎日のようにダニをつけてきてたし、

「家は薬してるし大丈夫よ〜」と思っているもふもふオーナーのみなさま、

ぜひいま一度ダニチェックを〜!!

 

ヒー!!ゲローゲローゲロー

しかし本当に寿命が縮まったよーゲロー

 

次からハウスシットするときは必ず行きつけの動物病院を聞くことと、

(今までもそうしてたけど)よ〜く観察することを忘れないようにしなくちゃ。

 

大変勉強になった今回のハウスシット体験でした。