彼の名前を聞いたことがある人でも、よく知らな
い、という方が多い。
私も宗教学者ということぐらいしか知らない。
ちょっと学んでみようかな、そんな気持ちで
足を運びました。
彼は名古屋の下級武士の家に生まれて、勉強ができたから、東京大学で学び、宗教界に入り、厳しい修道生活の中で結核にかかり、
碧南の西方寺の清澤やすと結婚、療養 41才にて没す。
司馬遼太郎に これほど重要な人物 と言わしめた清澤満之
書も多く残していかれた。
奥さんに宛てた手紙もあったが、奥さんが身重で寂しい心情を優しく励まされた様子、
今、連続ドラマ、らんまん のような優しさが読み取れました。
奥さんになられたやすさん 美人でどなたか立派な方、探されていた、ご縁があって名古屋から来られたようです。
上京した彼は真宗大学初代学監となる傍ら、門下らと「浩々洞」と名付けた宿舎で求道の共同生活を開始し、雑誌「精神界」を発行して近代的仏教信仰の確立をめざす「精神主義」を提唱。
本展は、碧南ゆかりの人物で、真宗大谷派の僧侶、宗教思想家である人物の僧侶清澤満之の生誕160年、没後120年を記念した展覧会。
会場のすぐ隣には彼のお寺、西方寺があります。
場所〜碧南市藤井達吉現代美術館
時期〜7月7日➖8月27日
2023.8.2