高校総体、全中が中止になる報道を見て悲しくて仕方がない。
今全国大会を開催するのは危険で難しいことはわかる。
決めた偉い人達が悪いわけではない。
当然の決定。
誰が悪いわけでもない。
それでも本当に悲しい。
全国大会まで行ける子は少ない。
本気で目指す子もさして多くはない。
それでも目標にして今までやってきた子供達がどれだけいるか…
自分のソフトの教え子に今年本気で全国を目指して高校生活のすべてをささげて練習をしてきた子がいる。
中学から始めた遅咲き彼女の努力は凄いものがあった。
その子に秋の大会で負けた時「まだ時間がある。最後ではないから頑張れ」と声をかけた。
まさかそれが高校最後の大会になるなんて…
いま彼女にかける言葉がみつからない。
その子はそれより上のレベルでは競技を続けられないだろう。
全国に行ける行けないは別として後悔無くやらせてあげたかった。
仕方がないのはわかっている。
誰が悪いわけではない。
だからこそ辛すぎる。
今中学でソフトを教えてる子供達もどう接していいのだろう?
自分の手術の関係で今年に入ってから練習を見えあげれなかった。
自分の中では冬の間に手術して、春には復帰と思っていた。
なのに復帰する三月にはすでに学校は休校となった。
そこから部活はない。学校すら一回だけ30分の登校日があっただけ。
今年の三年生はやる気のあるいい子達がそろった年だ。
これまで真面目に練習してこれから花が開くと…
地区大会で何回勝てるかぐらいのレベルだけどそれでも一生懸命だった。
暖冬の今年、外での練習もできた。もう少し一緒にいて教えられることがあったのに。
後悔…
せめて地区だけでもいいから大会をさせてあげたい。
試合をさせてあげたい。
練習をさせてあげたい。
コロナが少しでも早く収束に向かうことを祈るしかできない。
人は無力だ。
部活に関しては教員の働き方改革などで無くなる方向へと舵を切られつつある。
それも今の時代ではわかる。
でも身近で教えてきた身としては普通の子がスポーツに関われる大事な経験だと思う。
学校から離れればお金のない時間のない家庭の子はスポーツが出来なくなる。
もちろん部活が嫌いな子もいた。
でも卒業するころにはソフトが好きになったり、友達が出来た子が多い。
何かしら大事なものを作って卒業していった。
今でも卒業生が「ご飯一緒に食べよう」と声をかけてくれる学年もある。
スポーツは娯楽であり平和な日常があるからこそできる。
しみじみとそう感じる。