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ドッピョのバドミントンブログ

楽してスキルアップを夢見る脳みそピヨピヨ♪な日々を描く

m(_ _)m こんにちはっ

前回、シャトル投げに苦言を呈したので、それに因んだ話をしてみます。

 

雑談で話した通り。

↓自分がシャトル投げをするとこんな風に床へ突き刺ささってしまうのねあせるあせる

っで、なぜこんな事になってしまうかと言うと。

自分はいつも、クリアーやスマッシュを打つ時にラケットを上に向かって振ってるんです。

ボディー(体幹)の”側屈+回旋”を使って、上腕の外旋から肘を捻り上げるようにしてラケットを上にね。

 

↓この場面ね。

 

↓そして、その時ラケットにかかる力の向きは、ピンク矢印のような上向き。

 

で、上に向かったラケットが反転して下へ向かって動きを変え。

それでクリアーやスマッシュを打っています。

 

やや誇張して言うと。

自分としては、前方とか下向きとかそういう方向に力は一切加えていない。

つまり、打ち出す方向が前方や下向きであっても、加える力は常に上向きなんです。

上図ではラケットの動きを円のように描いているけど、イメージ的にはもっと鋭角というか。

 

↓もっと急角度で、上向きから下向きへ急反転する感覚。

 

 

 

この上下の反転を鋭敏かつ自然に行うために、カウンターウェイトの理屈があって。

ラケットは上に向かい、ボディーは重力で下へ向かう。

その逆向きの力(反力)を利用して、ヘッドを急加速させます。

 

ところが、シャトル投げで同じような腕の動かし方をすると。

ラケットがない分だけ、手のひら内だけで急激な反転が起きてしまい。

極端に鋭角というか、曲率半径の小さい回転でシャトルが放出されてしまう。

 

↓こんな違いがある。

 

 

しかも、その腕の動きは物を放るための動きなどではなく、シャフトをしならせるためのもの。

バドミントンにおいて、シャトルはラケットでヒッティングすべきものだからね。

だから、自分が普段の腕の動かし方でシャトル投げをすると、急激な反転で床へ突き刺さる。

もしくは、上に向かってピョロォ~ンっと浮き上がったり、とにかく方向が安定しない。

 

恐らく、このシャトル投げという練習は、身体の扱いをまるで知らない人達向けの練習であって。

主に下半身から上半身への、全体を通した大枠の流れを身につけるためのもの。

あくまで、そうした人達向け(初歩の土台作り)の練習メニューだと思われる。

 

だから、10年以上バドをやってる自分が今更やると、逆におかしな事がおきる。

そりゃそうだ。あるはずのラケットが消えて、それで何も不都合が起きないほうが不自然です。

 

 

ふんわり風船星 さて、話をタイトルの内容に戻しますね。

 

この反転の理屈は、プッシュの場面でもそうで。

 

ラケットを前方に振るのではなく、上に向かって振る意識を持ちます。

プッシュでは違和感のある話に思えるだろうけど、これはやって確かめてもらう他ない。

前方に振るよりも、上に向かって振るほうが球は沈むし威力も増す。

(※前方へ押すように打つ場面も勿論あります)

 

低い球の場合は、流石にそんな風には振れないけど。

これが威力を発揮するのは、やや浮いた球を打ち込む場面かな。

肘が少し伸びそうなくらいの高さで浮いた球を打ち込む時。

 

そういう時、下へ向かってバシッと打ちたいなら、上へ向かってラケットを振る。

ヘッドは必ず反転してくるので、それを信じて上へ振ります。

 

 

それを、振る方向を前方に寄せてしまうと、それにつれて反転する力も弱まってしまう。

シャトルを前に飛ばしたいからと言って、前方へ振る意識で力を加えてしまうと。

シャフトのしなりが減り、反転の力も失われていく。

 

↓左側は前へ振っており、右側は上へ振っている。この違い。

同じような理屈は、他の場面でもあります。

例えば、アンダーハンドで打つロングハイサービスの場面。

シャトルを上へ高く飛ばす訳だけど、ラケットは下へブンっと振る。

(※すくい上げるように打ち上げる方法もありますけどね)

 

 

バイキンくん また反転に関して一つ注意点をあげるとしたら。

手首の力を使ってそれをやる訳ではないっ ということ。

 

↓この反転は、グリップを強く握り込むことで行ってる訳ではないです。

 

 

↓手首は単にジョイントの働きしかしておらず、そこに動力は必要ない。

 

これは、巷のバドミントン談議でも、手首を重要視して説明をする人達がいるんだけど。

バドミントンは手首を使う、手首が重要だ、手首を鍛えろ、手首の強さが大事。

そうした類の話を一度は聞くよね。ただ、個人的には賛同していません。

 

反転は反力を利用して行うものであって、それは手首の力なんかじゃない。

グリップを握り込むことはするけど、それは遠心力でラケットがスッポ抜けるのを防ぐため。

よく耳にするのは、グリップの握り込みでヘッドを加速させようという話だね。

握力を鍛えろ・・・みたいな話もある。でも、それをメインにしてしまうと手打ち理論になってしまう。

 

論理的に考えて。

確かに手首が強ければ、グリップの握り込みで強打は出来る。

当然そうです。最終的にヘッドが加速しさえすれば強打はできるのだから。

ただ、完全にフィジカル頼みの話だし技術的要素もないね。

 

強いスマッシュの正しい方法論が ”手首を鍛えろ” では、かなり萎える。

ぶっちゃけ、なんて身も蓋もないアドバイスなんだろう・・・そんなんでいいの?

自分が好きでハマっているバドミントンがそんなスポーツだとは思いたくないね。

 

ただし、握り込みを使ってパチンッと打ち出すような小技なら多数あります。

味付けというか、引き出しの幅を広げるという意味で手首を使うのはOK。

でも、技術の根幹からは少し逸れた、あくまで枝葉的な考え方です。

 

 

宇宙人くん あともう一つ気掛かりな点があるとしたら。

それはショットへの力の乗り。

 

シャフトをしならせて急激な反転を促し、それを使ってヘッドを急加速させる訳だけど。

それが上手くいけばいくほど、ヘッドの瞬間最速地点は小さくなる傾向があります。

 

車のエンジンでいうと、パワーバンドが狭くなってピーキーなエンジンになっていく。

パワーの出力曲線が尖って、ピークパワーが一点集中型になっていきます。

つまり、瞬間的に物凄く速いけど、その地点を過ぎるとすぐにパワーが抜け落ちる。

巷でよく聞く、いわゆる軽いスマッシュ論が出てくるのはこれと関係しているように思う。

 

 

以前 ”インパクトの2つの概念(ストローク:32話)” でも記事にしたけど。

 

インパクトは球持ちの理屈があるので、その実態は点ではなく短い線です。

インパクトには、始点(接触点)と終点(放出点)があり、その間ずっとシャトルは接触している。

 

っで、強いスマッシュを打ちたいなら、ヘッドの最速地点を終点側に持ってくる必要があるんだけど。

さっきのピークパワーを始点のほうに合わせてしまうと、終点ではもう力が抜け始めてしまう。

それによって羽を潰し切れなくなり、打球音が鋭い割には球の伸びはいまいち・・・という現象が起きる。

 

当たりは強いからパァンって鳴るんだけど、なんかシューンって早々と失速するのね。

これには特別な解決策がある訳ではなく、始点から終点までしっかり押しこめとしか言いようが無い。

体がしっかり回り切ることが必要だとは思うけど、回し方を間違えると別の弊害が出るので難しいところ。

 

プレーヤーの中には、そういうのを嫌うタイプの人もいるようで。

肩で押し込むような?そんな打ち方をしている人達もいるように思えるね。

ヒダヤット選手なんかも、そういうタイプに見える。

チョンウェイやリンダンとは違う感じだ。

 

車のエンジンでいうと、トルク型エンジンか高回転型エンジンか・・・みたいな?

トルク型のほうがパワーバンドが広くて扱い易いので、難易度が低いのはこっちだ。

肩で押し込むから点で押すのではなく前方へ長く押せて、タイミング合わせも割と苦労しない。

 

それに比べて、高回転型は扱いが難しい。そもそも力を一転集中化する技能もいる。

加えて、ピーク域が狭くて力を乗せれる時間も僅かで、そこに始点⇒終点をピタリとはめる必要がある。

運用には結構気を使うけど、個人的にはバドミントンらしさが感じられて好きだw

 

今書いてて思ったんだけど、肩で押し込むタイプの人達はシャトル投げも上手いのかもしれないね。

前方に向かって肩からグッと力を込めるから、シャトルの飛ぶ方向も安定しやすい。

そういう人達はきっと、グリップもセミウェスタン寄りが多いんじゃないかな。

前方重視のストロークをすると、可動域は一部使わなくなる傾向があるので。

その場合は、帳尻合わせのためにグリップもイースタンからウェスタン寄りに変わる。

ふと今そんな風に思いました。

 

 

照れ さて、なんか文章量が増えてしまったけど。

今回書きたかったことを一言で纏めると。

スマッシュを下へズドンっと打ちたいのなら、ラケットは上へ振れ・・・ってことかな。

 

m(_ _)m おわり