^^こんにちはっ
フットワーク話の途中だけど、休憩がてらラケットの話を挟みます。
新しく買ったアストロクス77ね。
ASTROX77(4UG5) / ストリング:EXBOLT63(24lbs)
んで、最初に使った時はガットも張り立てのパリッパリッ状態で、まぁ~弾く弾く。
こんなに弾くのは、24ポンドのエクスボルトのせいかな・・・気温も下がってきてるし。
そこから初期伸びでテンションもやや下がり、今は面圧も落ち付いてきました。
球持ちも最初よりはだいぶ感じとれるようになったね。
仕様的にはヘッドヘビーとのことだけど、現物的にはイーブン寄りで振りは重くなくて。
取り回しもなかなか軽快で操作性も良好だし、ボディー周りの処理もやり易い。
フレームもそんなに厚くないから、空気抵抗は少なめで振り抜きも結構良いです。
ヘッドがそんなに重くないせいか、シャフトも割とシャキっとしてる感じがあって。
振り味はソリッドな感じもありつつ、でも棒っぽい程ではなくてしなりもある。
しなり感はやや硬めだから、振っててウニウニする感じはないね。
試打の時に貸してくれた人が、『球持ちがしっかりあるよねぇ~』 と言ってたんだけど。
普段、パワーショット110やアストロクス88Sを使ってた自分には、そこまで感じなかった。
(^_^;) 特に、パワーショット110は相当咥え込みが強くて、球持ちが豊潤だからね。
むしろ、アストロクス77には、どちらかと言えば弾き系なのかな?っとさえ思ったかも。
さて、スペックも少し測定してみました。
手元にガットが張ってあるラケットが7本あったので、それらも測定し直して比較材料に。
因みに7本全て測り直しています。過去記事のデータと数値が違っててもご勘弁。
↓体感的に、スイングウェイトが重い・・・と感じるものを右から順に並べました。
↓それを上から順にリストにしたのがこちら。
※実際使って振りが重いな・・・と感じるものが上側です。
・(YONEX) ボルトリック80 ・・・グリップエンドバランサー1.1g付加
・(バボラ) サテライト6.5エセンシャル
・(YONEX) アストロクス88S
・(YONEX) アストロクス77
・(Kumpoo) パワーショット110 ・・・自作バランサー約1g付加
・(YONEX) ナノスピード8000
・(Kumpoo) パワーショットナノ1300 ・・・グリップエンドバランサー1.5g付加
測定の様子もちょぃと写しました。
↑アストロクス77は、元グリップそのまま+オーバーグリップ+ガットで、92グラム。
今回、元グリップは外さずに、そこにアンダーラップを一巻きしてオーバーグリップを巻きました。
過去に太くしたり細くしたりと色々やってたから、元グリはこれまで全部外してきたけど。
今回は、そのまま巻いたくらいの太さがちょうど良く感じたのでそのまま。
↓重量バランスは、釣り合った位置からグリップエンドまでの長さです。
因みに、重量バランスの測定値って結構変動します。湿気の影響なのかよく分からないけど。
だから絶対値はあまりアテにならないというか、正直参考にしづらい数字だと思ってます。
それもあって、今回7本全てを測り直していて。
サテライト6.5エセンシャルが280mmとなってたのは、測りながら自分でも驚いた。
↓これはフレーム厚をノギスで測ってるところね。
今回はフレームトップとフレームサイドの2か所を測定。
これもちょっと斜めになったらコンマ1mmはすぐ変わっちゃうし。
フレームの位置によって厚さが違うから、こういうのも微妙っちゃ微妙。
例えばVT80は、フレームの10時と2時付近が厚いから、ちょうど薄い部分を測ってしまってる。
重さやバランスについては、VT80やPSN1300はグリップエンドバランサーが装着済み。
付けたままの状態で測定したので、ご考慮下さい。
^^さてっ、改めて一覧を見てみますか。
一覧についても思うことを述べると。
AX88Sのシャフト長は、剣先キャップの上図に示す部分で長さを取りました。
縦と横で付け根をどっちとするかで長さが違っちゃうけど、今回は↑矢印の位置で測った。
そうすると、AX77と同じ217mm。もし深い部分で測るなら220mmです。
あと、サテライト6.5エセンシャルの重さやバランスは、自分でも意味がよく分からないね。
4Uにしてはやけに重いし、あと振った感じは頭が重いのにバランスは280mmって;;
実際に使ってみて感じるものと、測定上の数値っていうのは乖離することがたまにあって。
280mmなら普通はヘッドライトなんだけど、このラケットは頭に重さを感じます。
恐らく、グリップエンド側にウェイトが仕込まれてるのでは?っと推測してる。
グリップエンドバランサーをこのラケットに使う必要を感じないのも、きっとそれが理由だろう。
他は、ん~~~~他はどうということもなさそうだね。
あぁでも、AX88Sの方がAX77よりも重量バランスが小さいのに、振りはやや重く感じる。
なんでかな・・・。AX88Sが全長670mmであることと、何か関係があるのだろうか。
ちょっとよく分からないけど、体感的には僅かにAX88Sの方が頭に重さを感じる。
さて、AX77は周囲でも使ってる人が多いラケットだろうし、今更レビューしてもなぁ・・・。
意外だな・・・って思った部分だけ、感想を書いてみますか。
まず冒頭書いた通り、AX77は思った以上に普通に弾いた。
シングルスのイメージが強かったので、もうちょっと咥え込み系か?と想像してたけど。
そんなでもないなぁ。ただ試打で貸してくれた人は、咥え込む印象を強く持ってた様子。
さすがに張った直後から数回使うと、スッとテンションが落ちて球持ち感も出て来た。
それでも、インパクトした時にあまり面の安定感は感じないというか、ホールド感は少なくて。
まぁ、これはエクスボルトの影響もあるだろうけど、さっぱりとした球離れと感じる。
24ポンドは普段使いのテンションよりも少し高めだから、そのせいなのかな。
スイートスポットもやや狭い気がして、ラケット任せでイージーに扱える部類じゃないね。
その点、パワーショット110は扱いが容易で、楽に安定してシャトルを捕らえてくれる。
AX77のインパクトはやや繊細というか、ちゃんと真ん中に当てないと駄目っぽい。
操作性については、想像してた以上に良かった。
イーブン感覚で取り回しも機敏な動きに対応してくれて、咄嗟の手打ちもまぁまぁイケる。
大雑把な言い方をすると、振りが軽くて扱い易い。振り抜きも良い。
回頭性にもたつく感じはほとんどないし、好みのウェイトバランスです。
ヘッドの重みはそこまでないから、キビキビと割とシャープに打ちこんでいくタイプかも。
この辺りは、当初AX77に抱いていたイメージとは違った。
もうちょっと頭が重くて、ウネウネしなるシャフトのパワー系なのかと思っていた。
でも、実際手にしてみて、ややキビキビ系で操作性重視のオールラウンドタイプだと思う。
↑カラーは朱色のような色合いで、遠目から見て少し目立つような明るい赤。
まぁ、練習に行けば、その場にいる誰かが持ってそうな定番ラケットだね。
今のところ、買ってから4、5回使ったのかな。
球持ちは使う度に上がってる感じで、これはガットの初期伸びによる面圧低下の影響だね。
24ポンドのエクスボルトは、最初はそりゃもうパリッパリッ状態で。
意外だけど、印象だけならナノスピード8000にエクスボルトを張った時よりも弾く印象は強かった。
AX77の弾き感は、今はもうだいぶ落ち付いてきちゃったから大人しくなってきたけど。
使い始めはジャジャ馬?跳ね馬?のように感じたねw
打球感も、最初に感じた程の固さはなくなってきてて。
ん~~~~~、普通よりも少しだけ固め寄りかな・・・くらいの感じ。
やや気になるのは、スイートスポットがあまり広くないってこと。
真ん中を外すと割とすぐ分かるし、途端に面がブレる感がある。
インパクトについては、AX88Sほどの寛容さはない気がする。
↓自作マトリックスも載せておこうか。
AX77でスマッシュを打ってみた感想としては。
少し大振り目で振った時に、しなり戻りとインパクトが良い具合に噛み合う。
自分が望んだ通りのスイングウェイトなので、振り易さには満足している。
ただ打ってみて、このラケットならではの何かというか、特筆すべき点は思い浮かばない。
フレームが持ってる面の発射力は、それほど強くはない気がするから。
ストロークの総合力でスマッシュの球威を上げていく感じ。
突出して何か優れてる一面があるか?っというと、パッと思い浮かぶものはなく。
AX77を褒めるとしたら、各要素がバランスよく配合されてるところかな。
それは、YONEXの7番台シリーズの特徴だろうけど。
例えば、面の発射力ではフォルティウスツアーVには及ばない。
シャフトのしなりからヘッドが加速するフィーリングは、Zスラッシュには及ばない。
球持ちや面の安定感はAX88Sのほうがあるし、コントロールも88Sの方が上。
冷静に弾きを考えれば、やはりナノスピード8000のほうが弾く。
扱いの容易さ寛容さは、パワーショット110のほうが上。
部分的な一面において、AX77のここが凄い!って所は、正直思い浮かばない。
トータル的に各要素がバランスしてる所が、AX77の魅力なのかな。
だから、地味と言えば地味。でも、堅実にしっかり仕事をこなしてくれそうだ。
各要素の基準値が中間よりもやや上目に設定されてる感じで、ちょっと背伸びして高めな水準でオールラウンドプレーしたいと思ってる人にAX77は気に入られると思う。
自分としても、そういうつもりで買ったので納得してます。
球持ち感については、正直少し気になってる部分ではあるんだけど。
まぁ、これはガットを思考錯誤してみて、どうこう言うのはその後かな。
そうだ、他の6本についても、さらっと思うことを書いておきますか。
・(YONEX) ボルトリック80↓
[良] (どう書いていいか分からない)
[悪] とにかく振りが重い。ダブルスのレシーブ間に合わない。正直扱い切れない。
・(バボラ) サテライト6.5エセンシャル↓
[良] デザインが綺麗。上手く当たった時のフィーリングは気持ち良い。
[悪] 頭がやや重くてしなりも少しもたつく。打面も固いし扱いが難しい。
・(YONEX) アストロクス88S↓
[良] 現実的に扱い易い。パワーもそこそこある。
[悪] しなりの幅が小さくて大きくしなるラケットが恋しくなる。
・(Kumpoo) パワーショット110↓
[良] 物凄く扱い易い。重さとしなりのバランスも優秀で球持ちも良い。
[悪] マイルド志向なので、ガンガン打とうとするとスペックに物足りなさを感じる。
・(YONEX) ナノスピード8000↓
[良] 固めなんだけど扱い易い。キビキビ動かせて打球感には爽快さがある。
[悪] シャフトはやや棒っぽくてしなりは小さく、腕が疲れるように感じる時もある。
・(Kumpoo) パワーショットナノ1300↓
[良] 軽いしよく飛ぶ。褒める部分ばかりが目につく。軽量ラケット部門では至高の一品。
[悪] ゴリゴリのパワースマッシュとかは望めない。
さてと、だいたい今思うところはそんなもんかな。
(ーー゛) ところでダブルスをしててペアとぶつけてしまい、さっそく塗装欠けが起きた;;
超ショック・・・
(`◇´)買ったばかりなのにぃ~~~キィィィィwwww
ガッチャンコするくらいなら、相手に1点渡したほうがマシだぁ~(ぉぃw)
点は取り返せば済むっ!これ以上キズが増えませんように・・・
m(_ _)m おわり