浜の真砂は尽きるとも… | 山ガール増殖中

山ガール増殖中

 最近ディープな人気が高まってきているのが「山ガール」…。 美しい景色にふれたら「山に登ってみよう!森を探訪しよう」という心が動く。巷には「山スカート」などおしゃれウエアが多く並び、「何かを始めるには、まずはカタチから…」という女性もざくざく現れている…。

世にあふれかえるセールスレター

この真偽を見抜くのは結構むずかしい


けれど一定の傾向と対策はあるようです。


まず、一番多いのはこういう惹句(「じゃっく」と読んでください)です。


…いわく…

マニュアルに書かれたあることをするだけで

最低でもいきなり○〇万円の利益を得る権利をゲットできます


「あることをするだけで」というのがミソで、
まあ商売だからノウハウを売って、はじめてビジネスになるのだから
無理もないと言えばそうなのですが、


この「あること」がどういうことなのか
まず第一に、たとえば極論を言えば
タクシー強盗をするのでも
法すれすれの危ない橋を渡るのも「或ること」ならば、

当たるも八卦で、馬券やロトを買うノウハウ伝授も

「或ること」ではあります。


だから、ここには「汗して働く」とか
「節約して貯金する」とかの考えの反対極の思想がある

と言えそうです。


そして、そういう思想は昔から存在したのも事実で
たとえば石川五右衛門とかの盗人
たとえば極妻の世界の博打うち

こういう思想に人は何となくモラルに反するものを感じ
出来るだけ遠ざけようとするのが常でした。


現在の日本は国家がギャンブルを公認し
宝くじが売られ、パチンコ業界は大繁盛している。
そういう国に住んでいます。


こう考えるといつの時代も
世の中は「富の分捕りあい」で成り立っていると
考えるよりほかにありません。


汗して働くといっても、労働力を提供してその対価で
生活しているわけで、
宝くじや馬券も、その給料で買わなければ当たらないのは自明の理。


ところがIT時代の到来とともに
つまり新しいワールドが出現すると
そこに何か未知の価値物があるかもしれないと
思い始めた…それがまさに現代そのもの
ではないでしょうか。


では、結局、費用対効果というか投資回収率というか
そういう仕組みが現代のシステムであるのは
間違いないと言えそうです。


わたしはつまらん人生訓を述べようとしているのではありません。
また初歩経済学の講義をしているつもりもありません。


IT時代に出現した新しいワールド…ネット社会。
そこに何か未知の価値物があるのでしょうか。
あるかもしれない、はたまた幻想かもしれない。

…それがまさにさ迷える現代感覚そのもの
ではないでしょうか。


そうなれば一度、原点に帰ってみるのもいいかもしれません。
けっきょく簡単に言えば「賢い消費者になろう」
「賢いネット商人になろう」ということに思いつきます。


それには何が要るのか、
一般商品を買うのと同じ
確かな眼力をもって、確かな商品を買うことです。

…この項つづく…

…次回は「銀閣寺の豆腐屋さん」です


真実一路のアフィリ道

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