はやみねかおる / 講談社 青い鳥文庫


 はやみねかおるデビュー作の復刻版。

 怪盗道化師となった西沢のおじさんが、「世の中にとって値打ちのないもの」「持っている人にとって値打ちのないもの」「盗めばみんなが笑顔になるもの」を盗み出すというパターンの短編集。


 十年以上昔の作品なのに、はやみねさんの姿勢はこの頃から変わらないのだなぁ。

 エピソードのひとつひとつにメッセージが込められていて、あったかい。


 大人が読んでもほのぼのできるけれど、やっぱり子どもに読んで欲しい一冊です。


はやみねかおる 怪盗道化師