はやみねかおる * 角川書店


夏のはやみねかおる祭ということで、再読。

毎日九時には就寝し、休みの日は写経、休講で時間が空いたら図書室で自習。飲酒なんて以ての外! な大真面目でどこかおかしな主人公・快人。ひょんなことから存在そのものが怪しい「あやかし研究会」に入会させられた彼が、幼馴染で霊能者である春奈と諸悪の根源・長曽我部先輩に振り回されながら学園ライフを送る連作中編集。

日常の不思議を解く作品としてはかなり秀逸。ミステリというよりは学園コメディーくらいの感覚で楽しめる作品です。

一番の謎は、たぶん長曽我部先輩の存在そのもの。一体何ものなのかはっきりしませんが、続編がでるとしたらそちらも解明されるのかしら。こっそり楽しみにしています。

あと何でも良いですが、これを初めて読んだとき、私は「カッパのカータン」が何か知りませんでした…。


はやみね かおる
僕と先輩のマジカル・ライフ