風野潮 * 講談社


運動も勉強もからっきしだけど、病弱な母に代わって毎日の家事をこなす明るい少年・英二。ある日突然クラスメイトに誘われて訪れた吹奏楽部で、部長兼指揮者兼ドラメの菅野七生に気に入られ、パーカッションをやるはめに。
ドラム音楽を通して中学生男子二人の青春と成長を描いた物語です。
筋書きも内容もお約束っちゃお約束だなぁ、と思いながら読んでいたのですが、英二の家事情は思ったより簡単には丸く収まりませんでした。父との衝突は思春期のテーマだものな。
しかしその分、七生の成長部分が端折られてしまったような気がします。ってのも私が七生好きだからですが…「……ふん、ガキの飲みもんやな」は名言だと思います七生さま。性格悪い。かわいい。


風野 潮
ビート・キッズ