宮部みゆき * 中央公論社


秋の夜の虫聞きの会で一人の若い女性が殺された。事件に巻き込まれ、調査を進める「僕」と親友の島崎はやがて悲しい結末を知ることとなる。

今夜は眠れない に続くシリーズ二作目です。が、前作の方がおもしろかったかな…。

話自体はライトで読み薦め易いですし、キャラクターもしっかりしていて楽しめるのですが、後味がちょっと何だかなぁ。子どもがああいう答えを導くほど気持ちの悪いものはありません。正しいからこそ余計に、やりきれなくて気持ちが沈む。そうじゃないだろう、と思ってしまう。中学生だからこそ、ああいう正論は苦手です。

しかし推理小説としては普通に楽しめる作品でした。島崎は良い頭をしているなぁ。


宮部 みゆき
夢にも思わない