微笑みのホスピタリティ | 秘密の扉

秘密の扉

ひと時の逢瀬の後、パパとお母さんはそれぞれの家庭に帰る 子ども達には秘密にして

通訳のタイの女の子がとても可愛い。きらきらした目を持つ美人で、よく気がついて、健気で、しっかりしていて、なによりホスピタリティに溢れている。私が男だったら絶対に惚れてしまうだろう。仕事にかこつけて通いつめてしまうに違いない。
「恋人は居ないの?」
と、話を振ったら
「いないんですぅ
 タイは男の人が少ないんですぅ。悪い男の人は2人も3人も彼女が居たりしますぅ。そういう良くない男の人多いですぅ」
こちらが客という立場にあるから当然なのかもしれない。それを差し引いても、彼女たちのホスピタリティには心を動かされるものがある。

相手に喜んで欲しいと願うのはつまるところ人間性なのだと思う。そのような人間性に触れると、こちらも相手に喜んで欲しいと感じることになる。


彼女はあれも美味しい、これも美味しいと街なかの屋台で立ち止まる。タイのすべてを知って欲しい。タイの全てを好きになって欲しいと、伝わってくる。


でも彼女の存在だけで充分感動的なんだな。
どうあがいてもたった2,3日でタイの美味しい食事を制覇できないじゃない。観光地だってまだひとつも回っていない。

これから先も彼女に仕事を続けて欲しいと思う。そして私も彼女にまた会えるように日本でがんばらなくちゃ。