ガトーショコラ問題1 | 秘密の扉

秘密の扉

ひと時の逢瀬の後、パパとお母さんはそれぞれの家庭に帰る 子ども達には秘密にして

先日下の妹が来てエッセンス談義。アンジェリックのLOVEというエッセンスを飲んだら指先から愛が溢れてくるようだったとか。彼女の言葉が印象的だった。


「愛ってなんかカツカツのところでやり取りしてるじゃん
 あげたんだから返してよっみたいな…」

可笑しくて噴出してしまった。確かに。


「あぁ愛ってこんな風に湧いて出てくるものだったんだなぁって初めて知った」

彼女は子供を持っていないから身の内から湧き出てくる愛を知らずにいたようだ。
溢れてくる愛を注いで子供は成長し、やがて自立していく。


でもパートナーに溢れる愛を注いでいいの?
さて今回のガトーショコラ問題はここにある。


ケーキなんて失敗することもあるし、たかしのお嬢さんたちに負けるのも悔しい。そんなプレッシャーを抱え

「明日空いたー」などと能天気に言われて慌てて作るのかってことだ。


この時期に「ガトーショコラを習った」なんて口を滑らせた私の完全なミス。


たっぷり時間と体力があったら多分喜んで作る。

毎日神経をすり減らして帰ってきて夕食を作るのがやっと。正直言ってケーキなんて面倒なもの作りたくない。
それでも喜ぶ顔が見たいと思えば作らざるを得ない。


苦い経験が頭をよぎる。始めは喜ぶ顔が見たくてしたことが、もう一度、またと当たり前になり、終いには文句を言われるのが落ち。何度も何度もあったこと。まだトラウマになっているらしい、ここまで書いたら泣けてきた。


続く