房総半島 坂ざんまいライド | OPEN THE DOOR

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ブルベのことなど、自転車のことを中心に。

三連休の中日、房総半島を走ってきました。
直前で、ルートを引いた人がインフルエンザにかかってしまいDNS(笑) 残された参加者たちで引かれたルートをたどる、というミステリーライドとなりました。雪の予報まで出ていてどうなることやら・・と思っていましたが、当日はぽかぽかなライド日和。
 
ルートには、きちんと立ち寄りポイントが準備。
ここに1回立ち寄ると、1日寿命が延びる・・かもしれないらしいです。
みんな「逝くならポックリ逝きたいとか」「ピンピンコロリがいちばん」とかいいたい放題w
 
たいして登ってないけど見晴しが良くて、とてもコスパが良いところです。九十九里のほうまで見えました。
 
笠森観音にも立ち寄り。
 
御朱印もいただきました、坂東三十一番! お正月間もないからか大混雑していて、30分くらい待ったかも^^;
 
ここは、境内までの切通しがとても素敵なのです。
とんでもなく激坂ですが(22%という表示が出てたらしい)・・・短いので、気合でなんとか登れます。
地面は苔も生えてて怖いので押し歩きましたが、クリートが滑りました(笑)
 
房総にたくさんある手掘りのトンネルもいくつか通過。
なんか異世界に繋がってそう。。。
 
 
雰囲気は素敵なんだけど、一人では絶対に通りたくない^^; みんなで写真撮りながら、「全員揃ってる?」とか「一人増えてない?」とか・・・(笑)
ちなみに、トンネルが将棋の駒みたいな形なんだけど、「観音堀り」という日本古来の掘り方なんだそうです。なんで観音様なんだろう?
 
ランチは、時間が押してしまったので予定を変更し、高滝湖のほとりにある「憩いの家」というNPO法人がやっているお店へ(近くにあったからw)。
ここがすごかったです。500円のラーメンを頼んだら、サラダ、甘夏、はっさく・・・頼んでいないものが次々に。みんな地のものだそうです。締めに甘いものを、とチョコレートまで(笑) さらには「荷物になるけど、そこにある野菜持っていってもいいよ」と。さすがに持てないのでお断りしましたが、なかなか良いところでした。サイクルスタンドもありましたよー。
 
久留里城址からの眺め。ここもなかなか^^
ちなみにここにも激坂が(笑)18とか19%の表示は見たような・・ 笠森観音よりも長いので、そこそこの気合が必要です。途中までがんばってみたけど、半ばにして心が折れて押し歩き。
問題の下りは、心のなかで「●●さんゆるさない」と呟きながら。路面が乾いてるぶん、笠森観音よりはマシかも。
 
そして、鹿野山。
前にブルベで登った道とは違うところから登りました。(前はマザー牧場の方に出た)
激坂はないものの、4kmずーーーーーっと10%前後。たまに8%とか。しかもまっすぐだし・・・久留里城趾で折れた心が粉々にやりました。この感覚久しぶり^^; 年明けの鈍った身体にこれはキツかったです。(でも、みんなさくさく登っていた・・・)
 
けど、登ったらこんな感じ。鹿野山九十九谷。ちょうど夕暮れだったので、陰影がきれいでした。
こういうご褒美があると、がんばれますよねー。
 
わかってはいたけど、房総の内陸に平地はない・・
ゆるゆる続くアップダウンはともかく、ルートの間に敢えて仕込まれた激坂に、参加者みんな文句だらけ(笑)
しかも、鹿野山を下ってもう登りは終了・・と思ったら、「県道」と表示されたルートは荒れまくった林道モード(ところどころ激坂含む)。車がすれ違いできないくらいの幅で、落ち葉もたくさん。明るいうちに通ったらなかなか良い雰囲気だったかもですが、すでに時間は日没後。
参加者みんなブルベな人たちだったので、ライト類が異常に明るかったのがさすがでした。
 
この県道のあと、さらに「林道」と表示された道に続いていたのでみんなドキドキしたのですが、きれいに舗装されたとても立派な道でした。千葉県、奥が深い・・・。
 
結局、120Kmくらい走って1700m近く登らされた、立派な山岳ライドとなりました。
やたらと企画者に対しての文句が多かったライドでしたが(※親愛の情の表れです)、終わってみればとても良いコースだったので(激坂は除く)、さすがだなぁとの思いも。
房総、楽しかったです^^ 内陸だと車が少なくて走りやすいし。
また走りにいきたいなー。