星4.5
フリードキンのロサンゼルスの生か死か!




1985年作品。
脚本監督ウィリアムフリードキン。

 


予告編


買って見るシリーズ。かなり昔から気になってた作品。悪役でウィリアムデフォーが出演して

いる。「その男凶暴につき」の元ネタ、監督は、DVD所持してる「フレンチコネクション」「エクソシスト」のウィリアムフリード キン。購入時もなかなか高った印象。何気にみてみようとMGMDVDみてみた。



だんだんやはり見すすめるうちに、力が入ってくる。前のめりになる感じ。カーチェイスシーンは、思わず「あっ!ウッ」と声が出る。
「フレンチコネクション」よろしく逆走するカーアクションにかなり声が出た。

物語は、ロサンゼルス刑事物なんだけど、みすすめるうちになかなか素晴らしくて、ラストは、久しぶりにうちのめされましたね。

シドニールメットの刑事物よろしく、ザ警察の内部がわかる細かい描写がしっかり表現されてます。

悪役のウィリアムデフォー


芸術家、ディーラーのウィリアムデフォー。ギラギラしてます。芸術家で絵を燃やした りする。自分で偽札を刷るとか、
「まず手付金よこせ」とか、
取引には、サウナに連れて行き連れ回すとか、
美人の秘書がいるとか(バイセクシャル)
ディテールが細かい 。

それを、追う刑事!
右のチャンスことウィリアムピーターセン

打倒ウィリアムデフォーに燃えます。ボロボロになる姿に本当に胸が熱くなる。

なんか警察が捜査上罪作りになり、罪を重ねていくさまがリアルに伝わります。 
チャンスが現行犯で仕留める為、上司に金を貰うようお願いしに行く所は、涙グミました。

警察内部、捜査、サントラ、敵、とても軽く仕上げてる雰囲気だが、これはナンビトも撮れない手腕にみえます。

びっくりするラストにもうなりあげました。そして「その男凶暴につき」そっくりでしたねシナリオフォルム。タケチャン影響受けすぎで笑っちゃったよ(苦笑)

さすがのフリードキンって感じで、カーチェイスは、素晴らしい逆走シーンで滅茶苦茶手に汗握ったよなあー。隣で相棒がやってしまったよと泣き崩れたり、とてもリアルですよね。
警察官の罪がしっかり表現されていると思い出したね。刑事映画の大家、シドニールメットを想起したよねぇ。
 
この女優さんがセクシーだったなあ。警察のタレコミ屋でした。
 チャンスの情婦でもある。かつ、  夜の踊り場の受付かつ 期限つき出所の身分。これが、チャンスとの会話でみえてくる。素晴らしいキャラ。

Wikipedia調べから、「ワンスアポンアタイムインアメリカ」の冒頭に出る女優さん、ダーランフリューゲル。





見おえた後なんともいえない感慨が残ります。
見るのが遅かったなぁ。けどこれはレアソフト。
 
フリードキン監督
フリードキン、ドキュメンタリー出身だから、1作1作挑戦してる感じがあります。




さて
フリードキンのロサンゼルスの生か死

ぜひ!