いやあ ヴィム・ヴェンダースの「パーフェクトデイズ」見に行ったんすけど、めちゃくちゃよかったっすねー。レビューは長くなるので、とりあえずエックスにあげた感想をはっつける、ミニ感想版です。


ヴィム・ヴェンダース監督
「パーフェクトデイズ」来たあ~!
(2024年映画はじめ)
(「ミリオンダラーホテル」(2000年)イオン新潟西以来
ヴェンダースシネコン24年ぶり)
(役所さん!カンヌ映画祭男優賞受賞作品だからね、全然報道しないけど偉業快挙)
(小津アプ映画なのか?見極めます)


これもみたかった、今監督のアニメ「千年女優」

んで、みたあとのツイート

圧倒的に素晴らし過ぎた
「パーフェクトデイズ」でした
間違いなく2024ベストテンラインクイン
いやあ日本を描く
ドイツ人ヴェンダースが
小津的リズムをまとった
「東京トイレの友人」
あ~よかったわあ~
ヴェンダース

音楽からやはり日本人じゃない
(ルーリード多用)
前の作品でも「パーフェクトデイズ」というルーリードの曲を使用しているっぽい。かなり好きだと思うルーリード。

なんで
日本人監督が
なぜ?撮れないと
過剰嫉妬するほどだ(俺が)

製作に役所さんがクレジットしてるんで純粋な役所さんの
「ヴェンダース映画に出たいなあ」が息ずいている作品。これは言ってそうですね。か

兄貴の知り合いに主役の方のような人が実在するとききました。実在します。



( その日の数時間後、、)
レビュー読むと音楽が誰か(ニーナシモン、金延幸子)わかり納得。役所さんみつめ映画なんだけど間違いなく自分がいて、パーフェクトデイズなんてないけど、小津的リズムに溶け小さな喜怒哀楽、文庫本、カセット、過去、職場、いやあなかなか鑑賞後気持ちが良いのはヴェンダースに洗われたからだ久々。

(一日後)  
日たっても余韻がマジいいので、
2020年代ベストテンに
ランクインしそう
ヴィム・ヴェンダースが
新しくわかりやすい映画の嬉しさ
大好きな役所さんが出演してる
のと
ヴェンダースなりの
新しい小津解釈と
撮り方と
かつてのロードムービー感が
見事に融合してる点にあり
ヒットする訳がわかる



【東京画を思い出す、、】
ヴェンダースの小津安二郎「愛」
ドキュメンタリー「東京画」は、
じかに笠智衆インタビューし
小津のカメラマン
ローアングルポジションを
厚田雄春に
再現させて
なおかつ
涙を誘わせる
「話」を引き出し
魅せてしまう
その長年の
リアルガチ愛!
フィルムに
刷り込む愛を
「東京画」
みて感動した


【ニックスムービーも思い出す】
ポエムのように
詩のように
東京と
日本人と
小津安二郎映画を
ヴェンダース本人の
ナレーションで語る
もちろん
ニコラスレイの運転席で
インタビューしまくる
「ニックスムービー水上の稲妻」
もめちゃくちゃ良い事は
いわずもがな
老人のニコラスレイに
静かに質問する
素晴らしいドキュだす!


【フェイブルマンズを思い出す】


横に「フェイブルマンズ」を
置くと同種の
溜飲が下がる良さ つまり
曖昧だった
ヴェンダースの映画資質が
小津安二郎好きを通し
(幸いに)良き日本人スタッフ
出演者とともに
生み出た
「パーフェクトデイズ」は
なかなかよかったと
涙は流れないが
見終えた後
気持ちよい
「パリテキサス」のように

フェイブルマンズで
スピ様が
自己言及し長き沈黙した
映画愛の自分を吐露したように
パーフェクトデイズでは
ヴィムヴェンダースが
小津安二郎をずっと好きだった思い
極めてそぎ落とした
ヴィムのフォルムで
小津を模倣した
新しい作品になり
しかも(比較的ね)わかりよさに
大感動した 以上

【役所さんについて】
役所さん、
かぞえたら
28本みてた、、、(90年代めちゃくちゃ映画館でみた俳優さん)
すき



わたしのレコメンは、今村昌平の遺作です!
おしょうすいが 🌈になる物語です。
劇場で
なんだこの映画
なんだこの映画
って何回もつぶやきました、







ちなみに
初期作や
兄貴がめちゃくちゃ好きな
「ベルリン天使の詩」
(10代でわかるはずない奥深さ)
など
「パリテキサス」は大感動
青山真治監修の名著
「ヴィム・ヴェンダース」
フィルムメイカーズを買い
さらに
頭がこんがらがる経験をしてる
わたし(多分部屋の隅にあり。いま、探してる)




以上で、 まだ付け足しがちょっとあるので
もうちょっとしたらあげます。


ブログ版追記
あの~、鑑賞後の気持ちが久しぶりにいい映画でしたね。今まで何作か撮ってたのもビデオ屋でみてたんだけど、まあ 面白そうにみえないんだよね、。んで、短編とか、ドキュメンタリーとか撮ってたみたいで。多分日本からの打診で撮ってるんですよね。

それがまあ良すぎた気がするんです。
ロッテントマトも高評価もわかりますし、イタリアでスマッシュヒットもわかるんすよ。

明らかな小津のリズムや画角を意図的にかえて新しい小津ヴェンダース映画を完全に作り出している、かつ、比較的わかりやすい!反復してるし、ラストクローズアップだし。
とにかくとにかく素晴らしいっすね。

影踏みとかしねーよとか(小津的)
 いまはいま いまはいま(反復、「おはよう」) 
石川さゆりさんがでた瞬間歌うだろう!とか

そういうのもあるけど、
めちゃくちゃよかった
2020年代リミテッドベストにはいります。
意図的に去年みたくなかったんすけど、(2023年ベストが揺れる感じがある)予感は あたりました。

今ヴィム・ヴェンダースがみたーいモードになってきてます。