ゴダールがお亡くなりになりました。
ゴダールが亡くなった。野心的でとことんインディーズで、俺映画で、めちゃくちゃわかりづらくてだけど作品は作り続けたゴダール。
ヌーヴェルバーグの作家で最初に夢中になった。ビデオを地元や東京で探した映画監督だった。
東京のツタヤでゴダールが揃っててうなったりしてましたね。わざわざ行ってね。比べるんすよ。
幻の「はなればなれに」をシネウインドで見た時は、忘れられない鑑賞経験になった。
「勝手にしやがれ」は、高校時に見てすぐダビングした。
ジャンプカットやら、省略やら、ヌーヴェルバーグやらいろいろ諸説おひれついた映画だが、
僕には、素晴らしいラブストーリーとわけわからなさが同居した映画だ。格好良さと不格好が一緒の映画だ。
「気狂いピエロ」は全然ついていけなかったのは、同じく高校時。今なら違うと思う。DVDで見直したい。
「男と女のいる舗道」は、途中マシンガンと画面が連動して小刻みになるカットでびっくりしたのを記憶。ゴダールの小説風娼婦物。
「アルファビル」はソフトが欲しいほど好き。SFに全くみえないが、SFっぽさを探偵とからめた大好きな映画!
「中国女」ほど面倒くさくて意味も知りたくなくない映画はないが、所持してる。
「恋人たちのいる時間」はゴダールのフェチズムポルノ。
「ゴダールの映画史」も水野晴郎の四つ星シネマでパートなんかは忘れたが1部みていた、全部みてみたい。また後期ゴダールの映画の作りは、みんなこのゴダールの映画史からきている確立した作品かも。
名画、ニュース、字の挿入など、。
ビデオで見れるのは、できるだけみた。また見れたのだ。きっとヌーヴェルバーグで1番ビデオ屋に流通していた映画監督だ。
リベット、アランレネ、トリュフォーでさえなかなかないビデオ屋に。いやトリュフォーはわりとあったか、CIC、朝日新聞が出していたかトリュフォー。
どこまでも脳内を映画化している。ひたすら自分でコントロールしたい、また、コントロールしてたゴダール。
これからも、きっと死なない映画監督だと思う。映画好きがとおる映画監督だと思う。
まだみたいそして嫌になりたいゴダールだ。
いろいろおもいはかなり、漏れてるが、とりあえず、。ゴダールやすらかに。映画は輝きつづけるでしょう、なかなか捉えるの大変だけど、。
追記
今日の朝知ったけど「自殺幇助」ということで、体がしんどかったのかもしれないですね。
安楽死をのぞんだなんで、。リアルだなあ。
ていうか、それが出来る所でスイスに住んでいたのかもしれないともゴダールなら、。わからんけど。