星3、6 シェラデコブレの呪い霊



 




1964年
製作、脚本監督ジョセフステファノ。
監督ロバートスティーヴンス。
ツィッターを見てるとびっくり情報。あの「シエラコブレデの幽霊」がAmazon primeにきたとのこと。
知ったのは、海外の方のアカウントの写真や日本が誇る素晴らしい輸入DVD屋、東京にある「ビデオマーケット」さんの広告・SNSで知った。また調べると関西系バラエティ「探偵ナイトスクープ」で紹介もされたとのこと。
調査員、キリン田村
ウィキペディアより以下参照。
『シェラ・デ・コブレの幽霊』(シェラ・デ・コブレのゆうれい、原題:The Ghost of Sierra de Cobre、別題:The Haunted )は、1964年に公開予定だったアメリカ合衆国のホラー映画。日本では1967年にNETテレビ(現:テレビ朝日)の『日曜洋画劇場』で放送されている[1]。モノクロ作品[。公開予定年には1959年説もあるが、ここではallcinemaなどの情報、アメリカ盤DVD及びブルーレイに収録された情報を基に記載した。当時の新聞のラテ欄では『シエラデゴブレの幽霊』となっている。
幽霊映画なんかな?と予想。

アマプラの字幕がすぐ消えるという難解ポイント。確かにはやい、そしてわりと理屈で攻めるマーティンランドー。
なにか因縁がシエラコブレデのゆえんだが、。
なんかヒッチコックまたはデビッドリンチにも似ている映像感覚。
とても面白い捨て風景やら部屋の捨てカットを映し出す。因果関係ない感じ。
それでいて豪華な部屋の様式。絵画すべてにいちいちライトアップされた部屋。
あと音をよくきくと常に「すきま風」のような音がずーっと流れている。細かい作りな映画だ。
ずーっと「ピュー、ヒュ~」と風が吹く室内。
リンチを思いだすのは、他ツイートでもあるのだが「イレイザーヘッド」だ。あの世界観にまあ近い。リンチの方が断然パンチ力あるけど。

わたし所持のイレイザーヘッド。かなりの格安リユースで購入した。リンチファン視聴マスト作品。



「ツインピークス」の極み。レビューしてないかも?!いやかなりのあっさりレビューしてた。




マーティンランドとなんやら幽霊を唱えてる家族。怪しいおばあさん。マーティンランドが進めていくが、起こる怪現象。そうすると満をじして登場の幽霊さん。
まあ申し訳ないけど、怖くもなんともないが、趣ある幽霊。フィルム反転したような仮面なんかな?!特殊メイクうつす。

この反転映像っとハーシャルゴードンルイスやトロマ作品の「悪魔の毒々モンスター」にあった映像感覚を思い出す。
ハーシャルのボックス。「ゴアゴアガールズ」を売却しひどく後悔。
 
 



 


監督のジョセフステファノは、上映されず、不本意になり揉めて以後監督はやらなくなる。なんていっても1960年に「サイコ」の脚本を書きめちゃめちゃ才能あり。からの監督作でかなりの手腕だったと思う。また試写で拒否反応続出でお蔵入りになったという素晴らしい称号。はやすぎた才能というのは、見てよくわかる。またデビッドリンチもきっと見てたに違いないなあと。あの絵画のある部屋とかリンチっぽいと思った。


さて
シエラデコブレの呪い霊
ホラー大好き方へおすすめ。

 

 

 

 

 

 

追記

まあ、こちとら「バタリアン」とか「死霊のえじき」やら「悪魔のいけにえ」を10代でもりもりガタガタ震えて見てる世代なんでなんともかわいいモンスターでしたが。予想以上に出るまでの前フリのドラマ、部屋の装置、雰囲気、音、画面構成が素晴らしい作品でした。

のち監督さんは、テレビの「アウターリミッツ」で成功。同種の幽霊ぽいのがエピソードであるそうだ。