星3、6 ピーターローレの不気味な住人



1940年
ボリスイングスター監督
RKOレディオピクチャーズ提供
ピーターローレ出演。


 コズミック出版、10枚1組のテンインワンのボックスを見てみようシリーズ。



今まで4本見てきた。 やっぱり当たり、外れがあります。外れというより急いだ展開に、急な落ちにびっくりすることが多い印象。だが、本当映画ガチャガチャみたいで楽しい。

 かつてこういう作品、いわゆるシネフィル系が好きな作品は、1本6000~7000円していた(ブロードウェイ出版とか)それがビデオ屋にあるかないか、あるいは高額購入するかという感じだった。

この10in1ボックスで価格破壊で手軽に見れるようになった。

いきなりピーターローレーが、ホーム画面で出演してきた。まあ「犯人かな?」と思った。

ヒッチコックとピーターローレ(右)

ピーターローレンといえば、「カサブランカ」とやっとビデオで探してみた「M」だった。Mの怪演はわすれられない。


はじまりは、食堂で待つ女性。隣に座ろうとするお客、次々と断る彼女。やっと主人公の新聞記者の男が到着。嬉しいニュースを持って、幸せいっぱいのふたり。 

このボックス、冒頭5分以内幸せいっぱいの男と女というはじまりが多い。始まって3分でキスしたり、幸せダイアローグ言い合う。からの不幸なサスペンスが絡む、ラストおさめて終わるという展開多め。

新聞記者の主人公の男は、裁判の証人。そっから事件の展開が変わっていく。ラスト付近は、思い出しからのふたりのなれそめやら、夢シーンやらのシーンに繋がる。

からの満をじして、ピーターローレ出演。ブラックアンドホワイトに映える静かな喋り、歯の光。まあタイトルから当然の展開になるのだが、ピーターローレの見せ場たっぷり。  
3階の見知らぬピーターローレが中盤牙をむく。

「カサブランカ」のピーター、ハリウッドに渡って活躍!

からラストいきなりパスっと締められて終了。いきなり終了っていう感じだった。たまにありますね、はい終了みたいな帰結。

ピーターのこの「狂恋」のこの丸坊主かおをツイッターアイコンにしてる海外の方がいらっしゃいました。


さて

ピーターローレの不気味な住人


でしたあ~!