星3、7
イタリアセクシー女優で8話、ピンクのルージュ


1979年
監督ルイジザンパ
音楽リズオルトラーニ


ビデオ屋で見つけたシリーズ。恋愛映画のとこを丹念にみていったらあったあった。妖艶オムニバスシリーズ、イタリア映画隆盛の短編を幾つもの集めたシリーズ。イタリア映画は、どうやら沢山あったようです。ソフト化に全くいたってないのが現状。

ジャケをみるとアントニオーニ組のモニカヴィッティ。「エマニュエル夫人」ヒットからシルヴィアクリステル。「007ドクターノー」からウルスラアンドレス、出演していてびっくりした。見たことなかったラウラアントネッリ、「青い体験」の方だった。「青い体験」は、兄貴経由で知っていた。

ジェットリンクレーベルDVDレンタルしてみた。



いやあ面白かったなー。エッチな短編8連発だった。短編というよりひとつのシチュエーション、あとシメみたいな感じで終わりみたいなオムニバスだった。

モニカベッティ
モニカベッティって、完全ミケランジェロアントニオーニ作品でしかわからなかった。結構こういうエッチ系映画に出演していたのかな?
大前提、こういうイタリア系映画ってソフト化されてない。わからないものがほとんど。だけど、サントラや雑誌記事などでは、沢山あるようだ。
本作で唯一脱ぎはほぼ無し。

2話:「おかあさん」
ひたすら悪戯小僧を殴るモニカベッティの「おかあさん」。こういう明るいベッティ初めて見た。話は、子供が遅刻してて、娼婦風モニカベッティに一緒についてって、親同伴だと免れるとお願いされる。通されると校長にロベルトベニーニがいた(笑)

7話:「ナンパ」
こちらが本作で1番好きでした!モニカベッティの盗んで盗まれてみたいなお話し。「ルパン三世」のフジ子ちゃんみたく、お色気使って盗んで盗まれてを小ネタ挟みまくりで3人だけでドタバタするやつ。ラストまで騙しあうのが、笑えました。
ていうかベッティのコメディタッチが新鮮で良かったなー!

シルヴィアクリステル!
シネアルバムの写真集より。「ピンクのルージュ」の写真が、存在なし、、。

1話:「アラブ人」
冒頭からばかばかしさ満載の、ネタ。ちょっとアラブ人怒りそうなアレですが。エッチな写真に惹かれ、ヒモがついてて、あれよあれよと建物へ!そこにシルヴィアがいて誘惑するネタ。
完全じらしネタで笑った。

5話:「若妻」
シルヴィアの旦那さんが、またなんだかキモい多弁な旦那さん。彼をなんとかしたくて、実家に帰らせていただきます短編。完全に大っきなオチだけで引っ張る短編。

ラウラアントネッリ。「青い体験」からのセクシー女優。サントラをやいてもらった「セッソマット」が見てみたい。

4話:「忠実な妾」
こちらも大オチだけが極端で、バッサリ終わる。道に立つ窓から見える男。ラウラがどうするか?みたいなシチュエーションコントのよう。

ラスト8話:「ナンパ」
ナンパされたラウラアントネッリ。ナンパされた男をビジネス目的でグイグイ引っ張る。
ラストをしめる、完全にやる事を伸ばして仕事の相棒にして、振り回すお話し。



 このサントラはもってる。
♪セッソセッソセッソマトマト!



ウルスラアンドレス
「007ドクターノー」で有名になる。


3話:「未亡人」
ウルスラアンドレスにカメラマンの来客。写真を撮らせてからの、ポージングからの、触れてみたいなかなりベタな誘惑方法。
ウルスラさんも、窓で否定しながらも黒いブーケをかぶり、薄着でポーズをとる(笑、お約束)

6話:「散歩」
ウルスラアンドレスのボディを生かした当たり屋短編。笑えます。

いやあ面白かったなー。こういう作品山のようにあるはずですよね。見たいけどない感じ。
リズのサウンドも良かったです。


さて
1979年セクシー短編8話「ピンクのルージュ」

ぜひ!