星4、2

アンドレア監督のイタリアンゾンビ

 


1981年イタリア映画
脚本ピエロレニョーリ
特殊効果ジノ・デ・ロッシ
アンドレアビアンキ監督




このジャケットで知っていた。TCCレーベル、徳間ビデオ。なかなか私のビデオ屋にはなかった。そしてなぜが「ゾンビ」で「3」このスリーって何?って話。「サンゲリア2」に乗っかた説なのか?邦題の是非はわからない。

ブルーレイが発売してたのは、わかっていた。ずーっと欲しかった。ンで、以前ブーオフで売ってて見事に買い逃した。そして後悔(チーン、ひどい後を引きずる音)

2021年冬アマゾン密林にて購入しました。ほとんど内容頭に入れず、裏ジャケットも見ず、情報遮断で見てみた。

気持ちわりいなー。汚らしいのがまず素晴らしい!

いやあめちゃくちゃ素晴らしかったー。ちょっと気持ち悪くなったよなー。

映像特典の素晴らしいお腹一杯インタビュー全て必見。セブリンレーベルの素晴らしいインタビュー、ロケ地巡りまである!!

まず、エロスがしっかりある。そしてしつこいゴア。むしゃむしゃがひどい、きっちりやってる。ゾンビが土色、緑灰色タイプゾンビ。確かに未見だが「エルゾンビ」のスペインゾンビに似ている、ゾンビの肌の色のはなし。

物語は突然はじまり、ゾンビは冒頭突然現れる。お爺さんの発見的発言から石をガンガン叩くと石を脱して出現するゾンビ数々。
そのゾンビ出現の家に集まるカップル。そしてもれなくセックス。そこで襲われる。ゾンビの恐怖がはじまる。

このアンドレアゾンビは、ゆっくりだが、頭が良い。そして力強い。ゾンビのセオリーはきっちり踏襲している。
ロメロ「ゾンビ」1978年、「ナイトオブザリビングデッド」1968年、
ルチオフルチ「サンゲリア」1979年
襲われ、逃げ、家に籠もる。そして襲われる。

道具を駆使して襲うのは、びっくりした。なかでも鎖がまのような長いヤツで首をちょん切るのは、「お~」となった。
しかも、手をくさびでうちつけるという離れ技、しかも獲物のお手伝いさんは、2階の窓という。どんだけ精度良い狙い(笑)ロメロよりここらへん、はやいかも、学習能力あるゾンビ描写って、1981年だもんね。

ロメロの学習能力あるゾンビって、本家「ゾンビ」もあるけど、はやい取り入れ。

このお子様がまたアブノーマル要員。
ラスト付近のモラルハザード的、近親相姦で一気に気色悪さというか?なんで?いきなり愛撫する感じ。

ツィッターでもよく「GIF」要員映像になる、このシーン。
ただ寝てて、目さましてます!的ど高速どアップだけなんだけど、笑える。ちなみに子供役でしが、撮影時25才だそうです。製作曰く、子供を夜撮影させられないとのこと。

ちなみに撮影は、4週間だそうです!びっくりした、4週間って1ヶ月!!!って。低予算だったとのこと。

いきなりお母さん、ゾンビこわいよ~、で、股に手を入れるという(閉口)これは、真似できないよなー、ロメロが、ダンオバノンが、ダリオ・アルジェントが、ルチオフルチがやらない、アンモラルハザード、限界突破だった。
ラストもびっくりの展開で、結構好きです。終わり方も含み。

恐怖の夜は、セクシーなゾンビ夜、近親相姦したかったゾンビな夜、とばかりに、聖なる者もすべて台無しにするアンチモラルとセックスをちりばめていました。

セックス、ゾンビ、セックス、ゾンビなんで最初「13日の金曜日ゾンビか?」と思うくらいエロス色が強くてびっくり。

特典映像みるとアンドレア監督は、エロス映画、エロスサスペンス系専門でずーっとイタリア映画を支えていたようで、評論家が「なんで?」という標題で、アンドレア監督のそれまでの作品を振り返ってくれてます。

そこから「セックス」と「近親相姦」のテーマがあるようです。みんなやってるだろ!アブノーマル的な観点なんでしょうか。

ゾンビ描写も「サンゲリア」よろしくの窓に突き刺し描写もありました。なんかこっちもなかなか嫌な感じでした。眼球あたりをウゲーっとゴアします。

映像特典の評論家曰く、アンドレア監督は、パクリの名手とも言われたり、タブーネタを入れる為イマイチメジャーになれないのか?という事だが、どの作品もソフト化になってるのか?わからないがみてみないとわからない感じ。
イタリア映画なんで、ソフト版、ハード版と2種類ラストを作ったりしていたそう。

本作の未公開カットみると、完全絡み、セックスシーンばかりだった(笑)成人ゾンビ映画だ、完全。

だが、メイクの気色わるもなかなかで、片目がポヨンとはみ出たゾンビなんか、なかなか気持ち悪くて、かつ毛虫、ミミズはわせ、汚らしさ天下一品の墓場感を感じられ素晴らしい出来。




特殊メイクが「地獄の門」のフルチの仕事をしている方でやはり素晴らしい方でした。出演俳優がみな仮面が素晴らしいと大絶賛していました。
が、この特殊メイクの方は、のち殺人を犯し収監されたそうです(閉口)

きたない
いやらしい
セックス
ゴア
むしゃむしゃ食べる
アンチモラル沢山
ホラー的サービスは、ルチオフルチよりもしっかりハードコアを極めていてしっかり良俗なんて知らないよ!的悪質なゾンビサービスでした。

お母さん役の方が今も現役の俳優さんらしいです。男優の方もインタビューで「金だよ!出演理由は!」と出た事に名誉栄誉もなにもない冷たいコメントに失笑しています。

たがしかしゾンビ的には、なかなか素晴らしいエログロゾンビ映画でした。知らなかったなー。癖になる悪質ゾンビ映画でした、良俗反するゾンビで。
首刈りには、まいりました。うわあーって声でちった。


さて

アンドレア監督のイタリアンゾンビ

 
ホラー映画ファンは、マストにレコメンド!
悪いゾンビ映画です!

私的には大満足でした!!

追伸
次回
「悪魔の墓場」
「ドクターブッチャー」
「ビヨンド」
「墓地裏の家」
あたし、購入して見るシリーズで
またお会いしましょー!

ホラーリリースは!嬉しい限りですね。



フィルマ版追記

ゾンビを燃やすシーンで、本当にスタントマンに火がつき、事故なりかけだったとか。時々ストップモーションになるよね。


あとお母さんーっつて、キスがしつこいのも笑えた、口に2回、胸にキス、あげくに股をまさぐるという、んでビンタ(笑)


あのー、アラバール監督の「死よ、万歳」もマザコン、近親相姦描写あったけど。(「死よ、万歳」は一大近親相姦妄想幻想実行映画だったが、。)マンマー描写は、イタリア映画あるあるなんかなー。


ゾンビの肉引きちぎるのも、しつこなんよね。「サンゲリア」意識した眼球串刺しも対抗措置軽々クリアーしてるテイで面白い。


なんかB級に見えそうだが、まあアンチモラルだけでその枠に入るけど、ゾンビクオリティは、高かった。めんたまが、ギョロッと垂れてる一つ目ゾンビが、素晴らしくトラウマ級によかった。


このエログロゾンビ色、日本でもと思うがやすちっくなっちゃうのよね。


音楽も無駄に良い、いや、いや、とても素晴らしかった。クレジットのジャズぽい感じから、ゾンビが出ると宇宙音楽のようなエレピ音楽で終始展開。


映像特典に子供役の方が映画祭ゲストでインタビューされていて、本作の熱狂ぶりが凄い。「おっぱいの味は?」「しょっぱかったか?」とかイタリアファンに尋ねられても、神対応していた(「自伝だすから買ってくれ!」とさりげなく本の宣伝をいれてた)


追記2

2022年ホラーマニアックシリーズでついに子供の頃からみたかった「吸血ゾンビ」やら「蛇女の脅怖」とか発売されるので楽しみ。


あとみんな大好き「サンゲリア」正式発売。特定映像の分数が増し増し!!