星3、7 フルチのニューヨークのリッパー殺人事件’82
1982年作品。
脚本ダルダーノサケッティ
ヴィンセントマンニー
ジャンフランコクレリチ
監督ルチオフルチ。
棚から1枚見てみようシリーズ。先日の長岡遠征でゲットしたDVD。
それは、イタリアホラー界の帝王、ルチオフルチ。フルチは、みたら絶対買う作家だ。
私は、完全R30以後出会った作家。なぜならソフトがレンタルにないからだ。
ビデオ時代は、フルチ作品はあったのだが、。「ゾンゲリア」「ビヨンド」「墓地裏の家」とか遺作の「ヘルクラッシュ」もみかけた。DVDになったらとたんに消去。
「ヘルクラッシュ」は、ジャケのジョンボイド
にみえてた。が、違った。あとビデオ化の時、タランティーノの「レイジングサンダー」レーベルから発売されたのでめちゃくちゃ見たかったやつでした。
今回は、私が間違いなくトラウマビデオジャケットとして認定しているフルチの「ザ・リッパー」
出会ったのは、多分小学生。凄いジャケットだった。顔にナイフ差し込み、なおかつ裂けまくりの顔面どアップ。
どんな映画だろう?
と幼なこごろに思ったものだった。こんなジャケだから震えあがるわけです。10代にみたトラウマジャケットの間違いなく認定。
最近ブルーレイ発売されたのは、わかっていた。が、正直見れるならなんでもいい。DVD見てみた。
いやあまさしく
ルチオフルチ劇場
題して
「ニューヨーのリッパー殺人事件。お色気・ゴアマシマシバージョン」みたいなお話しでした。若干ラスト帰結がムムムと思ったけど、。わりとしっかり展開していてびっくり。
物語は、ニューヨークに謎の切り裂き殺人事件発生。猟奇的殺人は、謎のアヒル声の持ち主。配属刑事と大学教授が挑む。被害者は、みんな美女ばかり。さてニューヨークザリッパー殺人事件いかなることに?みたいなお話し。
エロスシーンが無駄にエロくて。間違いなく見せ場としているフルチの笑顔が透けてみえる。
食堂の欲情シーンは、さながらロマンポルノ、必見。
まーいやらしいモンタージュでした。
この辺は、レビュー読むと女性軽視と糾弾されても仕方ないのかな?と。
いやあルチオフルチ!さすがですよね!!力が衰えてる風には見えなかった。
もちろんゴアシーンも執拗に繰り返しつつリッパーリッパーしていく、必見。
あそこを、あんな事するなんて!ゴアは、一生思い返せるほどえげつないゴアだった。
ラストある意味どんでん返しがありつつ、意外な展開でついていけなかった。
あと音楽が無駄にイイ。
さて
ルチオフルチがゴアに魅せる二時間エロスサスペンス
ルチオフルチ劇場、ニューヨークリッパー殺人事件。
フルチファンのみどうぞ!