星5つ 

ジェームズキャメロンのパワーアップ最強続ターミネーター!






予告編


3D版予告編




1991年
カルロコプロ(消滅したレーベル)

製作総指揮マリオカサールほか。

脚本ウィリアムウィッシャー。

製作脚本監督ジェームズ・キャメロン。


カルロコ、倒産、消滅した?と思った。が、C2ピクチャーズという映画会社でマリオカサールが作っていた(Wikipedia調べ)


前回の先週みた「ターミネーター」から翌週。「午前十時の映画祭11」で上映決定。楽しみにしてた続編「ターミネーター2」だ。


最初は新作ビデオレンタル。パイオニアビデオだったか?新作レンタルした思い出。

ビデオだったが、めちゃくちゃ面白かった。


「こんなに面白い作品あるの?」

ぐらい大好きな作品になった。


シュワチャンの味方の感じ、

エドワードファーロングのやんちゃな感じ、

狂いまくるリンダハミルトン

最強な軟体ターミネーター、T-1000のロバートパトリック


パロディバラエティも登場量産された大ヒット作品になった。

この加藤茶のターミネーター2パロディ名作(隠し芸)


私のなかでは続編作品マスターピース作品。

ガンアクション映画オールタイムベスト作品になってくる。


「ターミネーター(1)」とあまりにも出来が違い過ぎて、別作品のような感じ。続編として力強さが格段に増しに増してる。アクション、ガンアクションは勿論。CGもマシマシでしかも革新的パイオニアな出来。


DVDも通常版、特別編、エクストリーム版、特典満載版と次々に発売。リユースで何度も買っては売って(4回ほど購入)今は、ブルーレイ特別編付き2枚スチールブック所持にとどめる。


昨年から楽しみにしてた「T2」。90年代から待ち望んでいたといっても過言じゃない。

「ターミネーター」の余韻をかみしめながら、ティジョイ新潟。いつもの席、1番後ろ。映写機の下、中央で鑑賞してきた。



まずこんなに劇場でカーアクション、ガンアクションが迫力満載、爆音でずーっと見続ける映画って改めて、初めてかもと思った。あと何にも考えなくても見れる。かつホロりと考えさせる何かがあった。


とにかくバンバン、バカバカ破壊と炎の嵐。ターミネーターの破壊、殺戮、追いかけの素晴らしさ。それを大画面で見れた凄み。気持ち良かった。爽快だった。

ターミネーター、自作リメイク、予算倍増で基本ラインは、一緒。

だが、今度はリンダハミルトンの息子が狙われ、母リンダがある意味ターミネーター化して狂う。


シナリオの進化があった。キャメロンと脚本のウィリアムウィッシャーの音声解説をきくとリンダの息子エドワードファーロングが銃を使うか使わないかの倫理をどうするか?等々議論を重ねた。詳細なストーリボード、当日脚本変更で撮っていったようだ。

母と息子の愛されてる、愛したいのすれ違いまでさり気なく取り入れてる2人の関係性に驚く。シュワちゃんの「涙ってなんだ?」は、名台詞!


本作の見所である「ターミネーター2」の敵、T-1000だ。

関係ないけど、これ見たとき「キン肉マン」の悪魔将軍を思いだした。

ロバートパトリックは、今やこのT-1000でフィギュア化されててびっくり。というか当然。
液体になる、溶ける集まる戻る。また追いかける。またヤリにくる恐ろしい警察官。

この「しつこさ」が必見だ。
あとこのスタンウィンストンひきいる造形チーム、ILMのCGそれぞれ必見。

こういう造形が凄い!後ろでみつめるパトリック。
シュワちゃんの傷ついたメイクも半日以上かけてメイクして、演技するので大変!
このようなメイクやCGを統合、予算内、撮り直しを含め仕上げたジェームズキャメロンは、たいした監督であり、パイオニア的作品とスタンウィンストン先生は、メイキングで話す。
「ジュラシックパー」(´93)がCGの開祖映画じゃない、「ターミネーター2」(´91)だ!とメイキングでみな主張していた。


カーアクションも凄くて、T-1000との壮絶なチェイスが見れる。このシーンの銃が印象的。

クルリと回して、撃つ。クルリ、ボーンという撃ち方。特注の銃のようだ。NGシーンで前に乗せてるファーロングの額に銃をぶつけるカットがあった。何度もあったらしい。ていうか痛そう。

バイクで降り立つシーンの裏!
完全にワイヤーで吊って、CGで消す、リアルでやるカーアクションの凄み!判らなかった、吊ってなんて!

  

ダイソン社でのシュワちゃんのこの銃も印象的。

スポーーん ドーーン スポーーん ドーーン
とパトカーを爆破したり凄い。

このバカスカ筒が回る銃も凄い。パトカーを破壊しまくる。本当に撃ってる?!かな。

このガンアクションの徹底的な滅茶苦茶さは必見。屈強、筋肉隆々のシュワルツェネッガーに撃たせまくっている。ここまでやって、やはり次作「トゥルーライズ」(1994)でシュワちゃんとアクションを極めたキャメロン。


この尋常なき銃へのこだわりが凄み。からのガンアクション必見!


リンダハミルトンの変わり様もあまりにも狂った感じに変貌。

前作のハンバーガーショップのお姉さんではない。キャメロン曰く「彼女がターミネーターになる」という。
前作と全く違い病室からのスタートのリンダ。からの筋肉隆々の懸垂、怒り、前作の話をして精神病というはじめは、なかなかの深刻スタート。

標的、エドワードファーロングの可愛さ、不良さ。

当時「ロードショー」の表紙やら飾っていました。今やの画像は、、、ググッてみてください。アメリカの子役から売れた俳優さんって本当様々だ。

バイクにのせられ!
「タイム!タイムアウト!」と手を「T」の字にする所必見な可愛さ。

シュワちゃんの180度方針転換。

シュワチャンの旧型T-800の「殺さない」アクション展開。より人間化、キャラ変更の素晴らしさ。先週あれほど冷酷だったのに、この可愛いくらいの変わり方にむしろ笑えてしまう。


シュワルツェネッガーの協力体制は、むしろコメディのようにも見えてしまうくらい面白い。あの前作の非情な殺戮マシーンが学習して、守る存在になるのはデカイ。

本作の意外なる役、悲劇的象徴のサイバーダイン開発部長。殺されるジョーモートン。
リンダがターミネーター化して家族が悲鳴を上げるシーンは、胸がなんか、痛くなる。迫真の泣きは、なんだか胸中複雑。
自分でしてきた仕事を全否定して、自殺するというなかなかの役柄。
本作に深みが出る重要人物!

以下好きなとこ無造作に、、。

タイトル!ブラッドフィーデルのあの音楽!

アスタラビスベイビーのシュワちゃんの言い方  

シュワ👍ちゃんの肉体兵器ぶり、ガンアクション

シュワ対パトリックの肉弾戦

泣き叫ぶリンダハミルトン

パトリックの液状化の卑怯くささ。見るたんびに、「それは!ないわ!」「また!戻るし!」と思った。

シュワちゃんの銃の音「シュポーン」のあの音ね

ファーロングのパブリックエネミーTシャツ
裏がこの柄でしたね(転写)

パブリックエナミー、オールドスクールの解散したヒップホップグループのシャツです。
ちなみに二千円前後で買えるから、買おうかな?!


タイトルからのメタリックダンプカーのあのモンタージュ

病院の警備員シーンのあの双子、90年代よく出演してましたね!「グレムリン2」で出演していて、あの顔みたら「死ぬな!」と初見時予想出来てました。

回す銃!

T1000ポリスなのにビルから飛び降りるバイク
ラストのぼろぼろファイト

溶鉱炉に落ちるあのラスト(落涙)



etc
みーーーんなあダあい好きな映画を
劇場で見れて良かったです!!!




さて

ジェームズキャメロンのターミネーター2

パワーアップターミネーター


是非!


アメバ版追記

いやあやっぱり積年で劇場で見るというのは、感慨ひとしおになりますよね。

今回ゴゼジュウで、2週にわたり見たんだが、やはり物語は同じ路線なんだけど、「2」が格段に


スケールアップ

CGアップ

脚本進化アップ


していて「ターミネーター」とは、別の作品に見える映画なんですよね。この「ターミネーター」と「ターミネーター2」の相関関係が以後、続編やらドラマやら、多分「スターウォーズ」サーガ化してディズニーに売却されたり?!してと思うほど人気コンテンツ化しているターミネーターシリーズだ。


製作資金も当時で最高金額のお金投入して作られた映画で、それ以上の興行収入を叩き出したキャメロン。それは「タイタニック」でメガヒットに結びつく。


完全に「ジョージルーカス」化してる監督の系譜になってます。

ジョージルーカス化、つまり完全主義、自社スタジオ、納期キャメロン次第みたいな感じが出来上がってきている。

今は「アバター」シリーズに着手しているジェームズキャメロン監督。