星4、2 真利子哲也監督、新井イズムの宮本から君へおくる激情激闘ラブストーリー
原作新井英樹。
脚本港岳彦。
真利子哲也監督脚本。
テレビ東京の深夜ドラマ枠「ドラマ25」。数々の好きなドラマが放送。
俺はモテキとトラブルとハーレム話。スマッシュヒットした「モテキ」
だらだらした幻のまちの2人の若者バディ物「まほろ駅前多田便利軒」映画化2作発表。続編あったんだ!
毎回気になるドラマを繰り出す「ドラマ25」シリーズ。
ツイートで知った。池松壮亮の力演の表情。「サラリーマン金太郎」のような感じに見えた。
原作新井英樹、「ワールドイズマイン」の人だっけ?。監督は「ディストラクションベイビー」の真利子哲也、まだ未見監督。「ディストラクションベイビー」の上映時はツイート荒れたなあという感慨。
東宝DVD発売してからドラマシリーズレンタル。
直球の池松壮亮サラリーマン金太郎ならぬ、サラリーマン喧嘩鬼のような素晴らしいドラマだった。脇役の素晴らしいチョイスと地味なサラリーマン文具営業に焦点しぼりよかった。原作どおりらしい。
OPの宮本さんの歌に演技メソッドを魅せてるかのような喜怒哀楽披露する池松壮亮。
EDのモロハのはなむけラップの歌詞にのり、映り込む写真数々。
心はしっかり掴まれた。
サラリーマンもの
池松壮亮の純情、直情径行、ばか正直さ
脇役の取り囲むサラリーマンの素晴らしい堅さ
いいドラマだった。
見終えた頃に秋に「劇場版」公開。新潟上映決定。
楽しみに見てきました!
勿論やり過ぎは、重々承知のすけ。だが、刺激的な宮本からの肉弾ウェディングファイトな一本だった。
文具営業、宮本こと池松壮亮。同サラリーマン、なぜか関西弁柄本時生。
この文具商社「マルキタ」に入社、活躍を描くのがテレビドラマ版だった。営業を取る、失う駆け引きやら恋やらに全力感情ぶつかり営業で生き抜くドラマになっていた。実際は出来ないから、こんなこと。だから惹かれるんだと思った。
映画本作冒頭は、ドラマ版でも力強く宮本とラブった蒼井優が登場。どうやら結婚するご挨拶の時のよう。そこから宮本から君へ【恋愛激闘編】がはじまる。そんな物語。
池松壮亮がまさにボロボロ東京フィスト斬りの腕試合、果たし合い、ラブ喧嘩が物語の軸となる。必見。なかなかに暴力的な衝突衝動を刺激される。必見の真利子監督の演出をとくとご覧あれ。
まあむかつく
腹立つ
イライラする
ぶちのめす
顔をつぶす
いや
ぶちのめされる
力の強弱
殴られる殴られたことない
素晴らしいゆらぎのサラリーマンフィストが飛んでくる。
宮本の激情たるポエジーがなりも必見。池松壮亮の代表作たる素晴らしいがなりを見て!池松ファンは絶対みてよ!
ラスト付近はね、塚本監督の「東京フィスト」かよ!と思わせる、似ている感じ。
実際これしたら、
すぐ首、多額請求、医療費発動、沈痛療養となるだけ。
だけどそれが映画の面白みであります!真利子・新井イズムに絡められ推奨。
見終えた後なんかの拍子に小指の皮がめくれました、私。湧き上がる上映後の興奮、流血。思わず冷静苦笑い。宮本からやられたなと思った(映画のせいにする)
そして本作実は影の主役である蒼井優必見の顔面。
度々変わる蒼井さんの目元素晴らしい豹変ぶり注目。
喜怒哀楽たるあの宮本を受け止める女性として必見。
こんな女の子いるのかな?みんなすぐポイするか逃げるでしょ宮本から。ダッシュで嘘言って逃げ帰ると思うけど。実際宮本から女性へこんな感じだったらね。
めんどくさ
で事、終わるでしょ。
だけどそれを受け止め歩むから映画なんだよねえ。
蒼井さんのまるでかわいく笑ってるかのような大泣き必見。笑顔のようにボロボロの泣き顔の素晴らしい悲壮激情この馬鹿たれ男があ~必見。
本作の蒼井さんが見れただけで2019年の素晴らしい日本映画だと思っていた。
宮本から君へを見て
わなわなと
心は震え
むかつき
ひどく疲れた
ラブストーリー
だが、そのわなわなした後の何かは
とても重たくて心地良い疲れだった。
素晴らしい映画だったぞお宮本!小指から私は鑑賞後血が出たぞお(翌日完治)
さて
真利子哲也監督、新井イズムの「宮本から君へ」ラブストーリー激闘編
2019年素晴らしい日本映画ドラマラブストーリーでありました。
原作ファン。
池松壮亮
蒼井優
真利子監督ファン
ぜひ!おすすめです!
追伸
2019日本映画ベストテン確実にランクイン作品です!