イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

星5つ

コッポラのゴッドファーザー



1972年、原作脚本マリオプーゾ。音楽ニーノロータ、カーマインコッポラ。脚本監督フランシスフォードコッポラ。



全国で展開中のリヴァイヴァルプロジェクト、「新・午前10時の映画祭」

今回は「ゴッドファーザー」に参加してきました。


当初はスルーしようかなーとか思ってましたが、

昨年の裏ナンバーワン
「ベンハー」体験が物凄くて、価値観が揺らぎまして、
はい

やはりスクリーンでみる名作の重みと

その初公開の時の状態に私が遭遇したい!

スクリーンにどう映りその当時の人達にどう映ったのか見てみたいという欲求がかなり芽生えました!

要はスクリーンで見るとまるで違う

まるで素晴らしさが違う事に気付いたんですよね!

特に「ベンハー」の重量感に圧倒されまして、これは

ちょっとでも頭に引っかかった作品は、ゴゼジュウいかなきゃなーと思い直しました。



そこでコッポラの「ゴッドファーザー」

ゴゼジュウでは、二回目のノミネート作品です。


ゴッドファーザー1と2は、家に小さい頃、βビデオであったんですよね。 録画だと思うんですけど、家族みんな見てる作品でした。


ずーっと長い作品でイヤだなぁくらいにしか思ってなかったんです。

ビデオで二巻もので、棚に並んでいても借りにくそうでね!



出会いは高校ですかね!高校ころは、ニューシネマに完全ドハマリしてまして、ビデオですぐレンタルしたんですが、


そりゃ衝撃的でしたね。見終えた後すぐβにまたダビングしたほど

素晴らしいギャング映画だと思いました。

そして続編の「?」を 見てさらに腰が抜けまして、

面白さが深まり、話法もガラリと変えて、1より大好きになったんですよね。 デニーロ出ていて好印象上がりっぱなしだったし。

1はいいにつけ、わるいにつけ
マーロンブランドンのドンコルレオーネぶりが

鼻についた感もいなめませんでした。あと結婚式のマエフリが長すぎる印象。というので1は、そんな印象だったんです。2にかすんだ印象。



ですが、ここらで見直してみようと思い、30代に入って一回見てるんで、

三回目の鑑賞だと思います。若い方もいらっしゃいましたが、4、50人の方がいらっしゃいました。鑑賞して参りました。




正直やっぱり、前半ちょっと体調もありましたが、ウトウトしてしまいた。が、
中盤の怒りのジェームズカーン、ソニーが弾丸の針のむしろになるあたしから

イヤーモンタージュがいちいち素晴らしくて

マーロンブランドンが死ぬあたしから

能面のような眼光を持つアルパチーノの冷酷非道ぶりの 素晴らしいキャラクターぶり 殴らず騒がずなだめて詰め寄るこの男ぶり


赤ん坊の洗礼シーンと殺人を交錯させる

ラストのモンタージュは、本当に素晴らしい芸術だとしげしげ 感じましたね!
東映の任侠映画ではだせませんねー、このテイストはね!

この瞬間!コッポラ!これは神の父だと思いましたね!

ゴッドのファーザーやな!


血なまぐさい人の死と

赤ん坊が生をさずかり祝福される儀式を

併走させてモンタージュが繋がれます

これが

映画だと強く思いました

頭に響きわたりましたね
名作のゆえんですよ!


本当にみてない方は可哀想でございます!


ラストクレジットまでの素晴らしい展開


ハイデマシタ!
2014年裏ナンバーワン決定です!

本当に素晴らしい作品でしたね!

男なら絶対みてほしい

ゴッドファーザー

ぜひ!

22日からもっと好きな

ゴッドファーザーPART?

デニーロ出てるんで贔屓目ですが!熱血レビューいたします!