星2、5
(ネタバレ)原監督のカラフルな中学生活
制作サンライズほか。原作森絵都、脚本丸尾みほ、制作亀山千谷他数名。監督原恵一。
「クレヨンしんちゃんモーレツ大人帝国」で一躍飛び出した原監督。そんな原監督の最新作、「カラフル」ん?中原監督の邦画であったような?印象。象徴的なジャケット、中学生、死、ピュア系輪廻系物語すなわちもう一度人生見つめ直す系物語?の予備妄想。
すけるキャプラ監督の「素晴らしき哉、人生」の影。特徴あるキャラクター。新作鑑賞となりました。
なるほど。非常にありある的な枠にはめ込まれたというか、どっかで見た風景というか、昔テレビで見た道徳教育テレビ「なかま」や「中学生日記」のような表現に見えました。
カラフルだけにやけに表情が乏しい人間の表情薄暗く統一感ある暗い色使い
一方、その人間を取り囲む舞台、装置、自然、食べ物の細かなカラフル具合、ここにあざとさを私はみてしまいます。だって題名カラフルでしょ!いかにも光る、自然と食べ物!という感じ。
もう一方生きてこない自転車、走る描写。劇中非常に大事な場面なんですが、自転車のシーンは、坂を登ってんのかよくわからず、声優でわかった。
はたまた走る場面の場面切り替えのせわしない、カッティングに走りが軽くなる。
見終えた後思ったのが、本作のカラフルの色づけのくだりにいくまでの台詞が急すぎ
というのと、別に死ぬ設定いらなくねぇ?という原作をねじ曲げたくなる注文をつけたくなる気持ちが浮かびました。
普通の中学生の生活でいいじゃんねと思います。
それは、本作の「死」「セックス、不倫」と主人公の思い込み、悩み、怒りが浅い感じと急な気持ちの切り返しに全く理解出来なかったというのがずーっと思ってましたね。
なんで母に今蘇った中学生が、あんなにあたるかが?わからない。前の記憶ないんちゃうの?とか?
主人公に全然設定、気持ち変化、それにのる原演出に私のここ心は、ドンドンはなれていく感じでした。
勿論本作のテーマに「対立」を最小限に抑えながらも最後に家族内対立を見せるのですが、あまりにもあっさり。
それに意中の彼女の立場を受け止めるカラフルの定義の場面
なんで私は彼女が絵を滅茶苦茶に破壊しないのか?かえってヤキモキします。そうしてしまう黒い涙の理由もわかりますが、その受け止め方もなんかなぁ、、、納得いきません。
カラフルでいいいわれてもなぁ、そんな色に主人公魅力されてたんかなぁと。観客は冒頭から魅力されるように魅せられタケド、、。
あと食べるシーンこの次に美味しいとか言うんだろうなぁ的な先読みもできてきます。
と、かなり不満を書いてきましたが、
素晴らしいシーンも沢山あるんです、
母を拒絶するシーンの四カットばかしのカッティング
人間の怒る衝動の脳内イメージのようなカットが表現されます
それから声優さん、
アッキーナこと南明奈の柔らかさ
全然終始きづかなかった宮崎あおいさんの素晴らしいたどたどしさ
あと途中挟まれた抜群な合唱の挿入
私自身、親との事、進路、中学生の時の事を鑑賞中想起しました。
素晴らしかったです。
ですが、あえて私は本作、もっとカラフルを塗ったくるくらい、デタッチメントな感情のやりとりでなくて、
バンバン対立、言い争いするカラフルさが欲しかったという大きな思いにかられました。
黒い涙でわなく黒いキャンパスの後のドラマ、後のカラフルこそ見たいと思うのでした。
本作のカラフルは、優しすぎまような気がします、あわなかったんでしょう。
私の思いはそんな感じで、
原監督が魅せる
カラフルなある中学の見つめ直す学校周辺
カラフルな日常を是非体験してみてわいかがでしょうか?
(ネタバレ)原監督のカラフルな中学生活
制作サンライズほか。原作森絵都、脚本丸尾みほ、制作亀山千谷他数名。監督原恵一。
「クレヨンしんちゃんモーレツ大人帝国」で一躍飛び出した原監督。そんな原監督の最新作、「カラフル」ん?中原監督の邦画であったような?印象。象徴的なジャケット、中学生、死、ピュア系輪廻系物語すなわちもう一度人生見つめ直す系物語?の予備妄想。
すけるキャプラ監督の「素晴らしき哉、人生」の影。特徴あるキャラクター。新作鑑賞となりました。
なるほど。非常にありある的な枠にはめ込まれたというか、どっかで見た風景というか、昔テレビで見た道徳教育テレビ「なかま」や「中学生日記」のような表現に見えました。
カラフルだけにやけに表情が乏しい人間の表情薄暗く統一感ある暗い色使い
一方、その人間を取り囲む舞台、装置、自然、食べ物の細かなカラフル具合、ここにあざとさを私はみてしまいます。だって題名カラフルでしょ!いかにも光る、自然と食べ物!という感じ。
もう一方生きてこない自転車、走る描写。劇中非常に大事な場面なんですが、自転車のシーンは、坂を登ってんのかよくわからず、声優でわかった。
はたまた走る場面の場面切り替えのせわしない、カッティングに走りが軽くなる。
見終えた後思ったのが、本作のカラフルの色づけのくだりにいくまでの台詞が急すぎ
というのと、別に死ぬ設定いらなくねぇ?という原作をねじ曲げたくなる注文をつけたくなる気持ちが浮かびました。
普通の中学生の生活でいいじゃんねと思います。
それは、本作の「死」「セックス、不倫」と主人公の思い込み、悩み、怒りが浅い感じと急な気持ちの切り返しに全く理解出来なかったというのがずーっと思ってましたね。
なんで母に今蘇った中学生が、あんなにあたるかが?わからない。前の記憶ないんちゃうの?とか?
主人公に全然設定、気持ち変化、それにのる原演出に私のここ心は、ドンドンはなれていく感じでした。
勿論本作のテーマに「対立」を最小限に抑えながらも最後に家族内対立を見せるのですが、あまりにもあっさり。
それに意中の彼女の立場を受け止めるカラフルの定義の場面
なんで私は彼女が絵を滅茶苦茶に破壊しないのか?かえってヤキモキします。そうしてしまう黒い涙の理由もわかりますが、その受け止め方もなんかなぁ、、、納得いきません。
カラフルでいいいわれてもなぁ、そんな色に主人公魅力されてたんかなぁと。観客は冒頭から魅力されるように魅せられタケド、、。
あと食べるシーンこの次に美味しいとか言うんだろうなぁ的な先読みもできてきます。
と、かなり不満を書いてきましたが、
素晴らしいシーンも沢山あるんです、
母を拒絶するシーンの四カットばかしのカッティング
人間の怒る衝動の脳内イメージのようなカットが表現されます
それから声優さん、
アッキーナこと南明奈の柔らかさ
全然終始きづかなかった宮崎あおいさんの素晴らしいたどたどしさ
あと途中挟まれた抜群な合唱の挿入
私自身、親との事、進路、中学生の時の事を鑑賞中想起しました。
素晴らしかったです。
ですが、あえて私は本作、もっとカラフルを塗ったくるくらい、デタッチメントな感情のやりとりでなくて、
バンバン対立、言い争いするカラフルさが欲しかったという大きな思いにかられました。
黒い涙でわなく黒いキャンパスの後のドラマ、後のカラフルこそ見たいと思うのでした。
本作のカラフルは、優しすぎまような気がします、あわなかったんでしょう。
私の思いはそんな感じで、
原監督が魅せる
カラフルなある中学の見つめ直す学校周辺
カラフルな日常を是非体験してみてわいかがでしょうか?