自分の人生を振り返ると
この頃から今に繋がるのだが
ありとあらゆる順番という順番が
まるで意思を持つかのように
正しいのだ
何が正しいかと云うと
一人の人間が構成され
出来上がるまでのプロセス
その順番が
正しく行われていくのだ
まるで
何かの意志が在るかのように…
先ず
子供らしい子供
そして
少年らしい少年
青年らしい青年
一端の大人に…
精神性の高い大人へ…
身に付いていく
運動能力
活発な心や精神
鍛えられていく
身体と心と精神
悩み多き青春時代
そして それを
乗り越え…通り越し…大人に…
精神性の高い大人へ…
勿論
と云うか…
始まりは
人と比べると未熟で つたない
全てのモノが怖かったし
全ての能力が人より劣っていた
しかし
何故だか
何かを
乗り越えることになり
乗り越えさせられ
人より秀でたものに なるまで
やらされ
行わさせられる
だが
一旦 ある高みまで身に付くと
必ず…
必ず…
それ以上
やることが
行う事が出来ない
させてくれないし
行わしてくれない
やりたいことも
行いたいことも
自分の意志とは関係無く
絶対に出来ない…
出来なかった…
そうして
22歳の頃の病気の発症まで
自分と云う人間が出来上がる
その後も
永遠と…
今に至るまで…
続くのだ…
そして
今は解るのだ
順番と云う順番が
正しかった意味を…
小学生までに備わったものとして
先ず
基本的な運動能力
を使った運動
野球 サッカー 陸上競技全般 水泳
多感な頭の中を使ったもの
塾に通ったので一通りの勉学 習字
何より
考えて
思って
想って
感じる事が
出来るようになった
だけど
疑問に対して
その時点では
殆んど答えは出なかったのだ
聞いたり
調べたり
教わったりは
決して させてくれない
何故か出来なかった…
後
人を笑わせること楽しませること
何より自分が笑って楽しいことを
この頃だけは かなりしていたし
許されていた と想う
最後に
小学1年生から5年生くらいまで
習っていた
剣道について!
20歳くらいの時
素晴らしい出逢いが在ったので
書こうと思う…
野田と云う場所は
剣道が盛んだったみたいだ
初めは
近所の お兄ちゃんが
やっているのもあり
親の勧めもあって
なんとなく
始めたと想う…
先ず
剣道は防具が重い
着け方は直ぐに覚えるが
いかんせん初めは自由に動けない
勿論
袴姿だけで
竹刀の素振りから
始めるのだが…
夏場は汗びっしょり
冬場は裸足なので
深々と寒いではなく痛い
そして
竹刀で殴り合うのだが
へた同士だと
防具には当たらず
身体の あちこちに
竹刀が直に当たり
痛いなんてものじゃない
まぁ
それでも慣れると
気合いで
暑さも寒さも痛みも重さも
感じなくなる
大丈夫なのだ
怪我は沢山したけどね
目の失明の危機もあった…
兎に角
礼儀を覚えた
剣道場の入り口は
必ず とんでもなく数がある
靴たちが綺麗に並ばれている
誰かが やっているのではなく
一人一人の意思と意識で
行っているのだ
基本中の基本
なので
未だに
自分の家の玄関の靴は
自分が常に並べている
誰に言われている訳ではない
只 並べるのだ
それだけ
礼に始まり礼に終わる
相手に
自分に
その場所に
未だに
小さな頃 遊ばせてもらった
近所の小さな小さな神社に挨拶に行く
ここの土地に住んでいて
お世話になっているんだから
ここの土地の神社へ
当たり前だ
遠くの知りもしない神社に行って
お詣りをして何になる?
道場は通っていた小学校の体育館だ
隣町から先生が来ている
ゆうに70歳は超えている九段の先生
そのお弟子さん
35歳くらいで
史上最年少で八段になった先生が居た
稽古は かなり厳しめ
泣く子も出るが お構いなしだ
保護者たちは
一言も発することが出来ず
只 自分の子を見つめるだけ
自分が一番 好きだった時間がある
唯一 休める時間だ
一通り稽古が終わると
皆が端に避け
頭に着けた面と
手の小手を外し
正座だけど
ホッと一息 出来る時間があった
九段の先生と八段の先生が
真剣で演舞をするのだ!
保護者の大人達は真剣な眼差し
自分はと云うと
10分くらいの長時間
只 ぼーっと休むのだ
大好きな時間だった
今 思うと
そんな真剣での演舞は
目の前で滅多な事じゃ拝めない
かなり貴重な時間だったと想う
そんな剣道も それなりに強くなった
小さな大会でも
大きな大会でも
必ず3位だ
上に同じ道場の2人が
常に必ず居る
そんな時
九段の先生に物申した
その時は
4年生で3級になっていた
中学生になるまで
それ以上の級や段は取れない
年齢制限だ
それと
万年3位
目標が無い
「どうすれば強く」
「今は技術だけ」
「如何に早く正確に」
それだけだった
その時の自分は へそを曲げた
教えてくれない
今 想うと
教わるものではないのだ
当然だ
でも
その時の自分は何一つ理解出来ない
中学生を待たずして
6年生を待たずして
剣道を辞めてしまった…
勝負事は駆け引きだ
その駆け引きを
まるで していなかった
先生からしたら
それで良いのだ
小学生が
駆け引きを覚える必要は無い
当然だ
それを思ったのが
高校を卒業してからだ
その時
小学2年生くらいの自分を思い出す
剣道を少し覚えて
誰よりも竹刀を
素早く振れるようになって
調子に乗っていた頃
老人の九段の先生の前に
勢いよく振りかぶり
「メーン」
「ズドン!」
と倒される
又 行く
「メーン」
「ズドン!」
と ぶっ倒される
何回も何回も
少年の
小さな身体の
小さな面の
喉を護る名前が解らない防具に
寸分の狂いなく
竹刀が突き刺さる
突きだ!
真っ直ぐ正確に素早く突っ込む為に
確実に喉仏に竹刀が刺さり
ぶっ倒れる
体育館中に倒れた音が響く
その場の
大人も含めた誰もが凍りつく
少年は震えながら先生と向き合う
基本中の基本を思い出す
向き合った竹刀を弾いて
相手の剣先を外してから
振りかぶり相手の懐に入り
面を入れる
「一回 教えたものを忘れるな」
そんな心の声を聴いた気がする…
剣道は上段や下段に構えない限り
構えた剣先は常に相手の喉元
その剣先を
竹刀で叩いて弾いて外してから
攻撃するのが攻撃の基本
相手の剣先が喉元に ある限り
どんなに綺麗に
面や小手や銅が決まっても
ポイントは入らない
駆け引きをして
先に攻撃するか
カウンターをするか
向き合った時
始めにするのが
剣先の奪い合いだ
ずらし
外し
弾き
下げ
隙を見せ
騙す
主導権を取るのだ
剣道とは そんな武道だ
そんな剣道と
20歳くらいの頃
素敵な出逢いが在った
東京の保谷市(今の西東京市)の
新聞販売店に自分は勤めていた
その業務の一つに集金があった
ある一軒家の集金が出来ない
新聞販売店に勤めてから
一回も会えないでいるのだ…
いつ行っても家は留守
6ヶ月くらい集金を出来ずにいた…
困り果てていた時
販売店の先輩に言われて
夜9時過ぎに行く…
2階に明かりが…
「ごめんくださーい」
「新聞の集金に来ました」
60歳くらいの男の人が出てくる
「ゴメン お兄ちゃん」
「今 払うから」
感じの良い人だ
奥の方で
「忙しくて あんまり家に居ないんだ」
「剣道の理事を やっているんだよ」
「日本全国 飛び回ってる」
剣道の防具や竹刀や
他にも真剣など多々
剣道に関するものが無数に有る
「一人で住まわれているんですか?」「一人でね」
「実は自分 小さな頃
剣道やっていたんです」
「そう どこで?」
「野田です」
「○○先生のところだね」
「凄い先生なんだぞ」
「確か九段の先生でした」
「今は無いんだぞ九段は」
「俺は八段だ」
名刺をくれる
東京支部か
関東支部か
日本支部の
トップの方だった
残念ながら
名刺は取って置いたが
今は見当たらない…
剣道の話で
凄く盛り上がったのを覚えている
最年少の八段の先生の話なんかで…
「銀行振込の用紙が有るんですけど」
「おー!そうかそうか それにするよ」
そうして
振込用紙を渡し
お礼を言い別れた
何だか とんでもなく嬉しかった
誇らしく気持ちが良かったのだ
そんな事が在った
自分の中では
素晴らしい思い出だ…
今 剣道をやりたい思いが在る
そう思って かなり経つが…
機会が在れば
今でも やりたい…
只の言い訳だ…
ではでは~
チャオ✨