壮絶なる旅を終えて…
熱も冷め…
回復に向かう頃…
寝床に入り
目を つむると
今回の旅の様子が
立体映像カラー映像で流れて行く…
目は開けられない
そして突然
ぐるぐると回り始める…
物凄いスピードで世界が回る
確かな事は
5歳の時にも…経験している
今 解ってる事は
今回のような
不思議な体験の記憶を消す為だ
もう少し言うと…
一時的に消してくれる
その後の
現実世界を生きて行く為…
この ぐるぐる回る経験は
5回以上 経験している
ある時
もう回して消す事が
出来なくなった
と言われた…
それからは
その都度その都度
とんでもない夢のような経験を
抱えながら
その後も
そのまま
現実を生きる事になって行く…
話は戻り
気付くと
摩訶不思議な世界
自分が洞穴に居る事に気付く
「何だここは」
進む 進んでいく
真上に穴が
真上を見上げる
「月だ」
取り敢えず
外の様子が分かるはずだ
上へ上へ登って行く
天辺まで辿り着き
顔を出す
さびれた とてもとても広い炭鉱だ
しかし
今も使われているようだ
あちこちで煙が上がっている
とても大きな
プラントみたいなものもある
人影は まったくない…
「凄い」
「何だここは」
かなり高い場所だが
あちこちに
ここと同じような場所がある
取り敢えず
「隣に行ってみるか」
下まで降り
横へ行き
それらしき場所まで進み
上がある
見上げる
月が見える
「よし行くぞ」
上へ上へ
顔を出す
先程の場所を確認
「大丈夫だ」
辺りは月明かり こそ あれど
基本 真っ暗
しかし
遥か遠くに光っている場所が!
誰かいるかも知れない
いざ決心して
「よし行くぞ」
下まで降りる
真っ直ぐ進む
暗闇だが
一本道だ
進んで進んで進んで進む
何キロだか進んだ先に扉が…
扉を開ける
居間だ
いつもの家の居間だ
お客さんが来ている
新宿の叔父さんだ
「ごうちゃん」
「叔父さん」
楽しく会話をする
とんでもなく
素晴らしい時間だったのを
覚えている
この時は
分からなかったが
亡くなった
お祖父ちゃんかも知れない…
自分の中で
この時もだが
自分の人生に置いても
これ程の人物に会ったことがない
優しく
明朗で
誰にでも気さくで
子供に対しても同じ目線で…
強くもあり
厳しくも あったんだと思う
今までの自分の人生で
唯一の尊敬できる人物だ
叔父さんが居間に居たのは
何かしら理由や意味が在ったんだと
今は思う…
今は亡くなったが
その理由や意味は
少し理解出来てイメージ出来るのだ
炬燵で叔父さんの膝の上に乗っかり
楽しく食事をして
自分が
宇宙戦艦ヤマトで護った家族と
はしゃいで ひと時を過ごす…
いつの間にか寝てしまう
母親に起こされて
「自分の部屋で寝なさい」
と言われ
トボトボと2階に上がり
自分の部屋の寝床へ
そして熟睡😴
起きると
「叔父さんは」
「何言ってるの」
「顔を洗いなさい」
直ぐに気付く
「夢だ」
しかし
次の日も次の日も
この夢の中に行くことに…
この炭鉱みたいな世界は
後に観る映画
スティーブン・キングの作品と
酷似している
いつもスタート地点は一緒
そこから
見張り台みたいな場所から確認
先ず光の場所!
進んでいると
何故だか
一本道じゃない
それでも進んでいると
後ろから
怪物みたいなものに殺られる
スタート地点に戻される
何回も何回も
怪物に殺られる
スタート地点に…
そこで
いくつもある
煙突みたいにある見張り台に登り
自分の中で地図を作る
しかし
どうしてもどうしても
光の場所に行くことが出来ない
辺り一帯の見張り台を全て登り
気付けば
全ての洞穴の
道と云う道を調べ上げた
しかし
出口が どこにもないのだ
何回 何十回 何百回
怪物に殺された
そして
とうとう
光の場所に行くのを諦めた…
5歳の時より
諦めたのは早かったと想う
どうせ
行けないんでしょ
行かせないんでしょ
と…
そうして
短い冬休みも終わり
現実の学校生活に戻るのであった
そんな
摩訶不思議な
今でも鮮明に残る
ご褒美の試練の記憶でした
ではでは~
アディオス✨